ROHRER & KLINGNER Sepia
ローラー&クライナー セピア
セピアという色もなかなか面白い。人によって解釈が全然違うから。セピアそのものは、例えばターコイズのように二つの色の掛け合わせ、というわけではないと思うのだが、同じセピアという名前でも、こんなに表情が違うのか!と驚くことがある。
そして、このROHRER&KLINGNERのセピアもそういう変わり種セピアのひとつなのではないかと思う。
セピアというと、ついつい茶色っぽい色をイメージしてしまうし、実際に他のブランドのセピアというのは、かなり茶色に近い感じがする。しかし、このセピアは書いてびっくり、意外にも焦げているのである。
茶色というよりも、墨のような焦げたセピアという感じがする。
そして、ちょっとグリーンがかかっているところもこのセピアの面白いところ。
これは、これからの季節にもちょうど良いのではないかと思うのですが。