J,HERBIN LIERRE SAUVAGE
エルバン アイビーグリーン
エルバンのトラディショナルインクの名前は原題がフランス語で、邦題もついているんだけど、邦題の方は英語がベースになっている。
で、これも直訳すると「野生の蔦」となるわけだけど、さすがにそういう名前は付けられないので、「蔦の葉グリーン」と名付けたのではないかと思われる。
蔦の葉ってイメージとしては、もう少し濃い色なんだけど、このインクの緑はかなり明るめ。蔦の葉の明るい部分をイメージしているのか、それともフランスの蔦ってこういう色なのか……。そこは定かではない。
でも、明るくてさわやかでフレッシュという印象。
ちょうどこれからの初夏の頃合いに使うとぴったりなんじゃないかっていう気がする。
ところで、通説で、緑色のインクで手紙を書いちゃいけないといわれているんだけれども、ネットで調べてみると(ここでその理由を書くと、固定観念に縛られる人も出てくるかもしれないので、敢えて書きません。気になる方はご自分で調べてみてください。実にくだらない理由ですから)、これはあくまでも通説なわけで、何の根拠もないのです。
だから、あまり意識しないで使っちゃった方が良いとぼくは思うんですよねぇ。
緑色が好きな人は多いので、そういう根拠のない通説に惑わされることなく、自由にのびのびと緑のインクで手紙を書きましょうよ。
大切なのはその手紙の内容なんですから!