石丸文行堂 Color Bar Ink
Ping-Pong
昨日に引き続き、長崎の文具店、石丸文行堂さんのオリジナルインクの紹介です。
カラーバーインクと名付けられたこのシリーズはいずれもカクテルがモチーフになっています。お酒を飲めないぼくにとっては、憧れのインクというか、飲めない分、インクで楽しませてもらうよ!っていう気持ちになるシリーズでもあります。
そうそう、セーラー万年筆から毎年発売されるカクテルシリーズも下戸のぼくにとっては、そういうシリーズでもあります。
ところで、カラーバーインクを考案されたスタッフの方にお話を伺う機会があったのですが、このシリーズの難しいところは、色がついたカクテルというのが、実は非常に数が限られているのだとか。そういえば、ぼくが知っている(詠美の小説に良く出てくるので)ジントニックだって、透明だもんなぁ…。だから、色付きのカクテルを探すのが大変とのこと。
それでも70色を良くみつけたなぁと感心しちゃうのですが。
さて、こちらのPing-Pongというカクテルですが、ぼくは名前を知らず、不思議な色だなと思って調べてみたところ、これは、どうやらクレームドバイオレットという薬草、香草系リキュールを使っているみたいです。
この微妙な色合いが実に面白くて、インクとしても楽しむことができます。おすすめな色。