HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0417 文具店TAG 京彩 蹴上の桜襲

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文具店TAGオリジナル 京彩 

蹴上の桜襲

 

京都の文具店、TAGのオリジナルインク。こちらは京都の伝統的な風景がベースになっている。このピンクも非常に人気のある色で、実際に書いてみると、なぜ人気なのかがわかる。少し影があるのだ。そこがたまらない。桜っていうと、明るいほのぼのとしたピンクを思い浮かべるけれども、でも、実際の桜って、一見華やかに見えるけど、実は少し寂し気だったりするんですよね。そういうピンクというのは、グレーがかっていたり、はかなげな薄い色だったりすることが多いと思います。

そして、この「蹴上の桜襲」は、色そのものは薄い感じはしないけれども、影が感じるようなグレーが混じっているんですよね。そこが非常に魅力的だと思います。

影があるとはいえ、日常使いにしては、少し派手な気もするので、ひっそりと、こっそりと自分のためだけに、あるいは好きな人に気持ちを伝えるというような特別なシーンで大事に使いたいなと思います。

#0416 文具店TAG 京の音 秘色

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文具店TAGオリジナル 京の音

No.07 秘色 ひそく/hisoku

 

京都の文具店TAGと、京都草木染研究所がコラボレーションしたインク。京都の染織技術を使った伝統の古色を万年筆用のインクで再現したのだとか。

秘色は、青磁のような淡い緑がかったブルーです。

このインクは、発売当初店舗限定で、しかも数量が限られていたために、なかなか手に入りづらく、ぼくは京都のお店まで買いに行ったのでした。でも、そこまでして手に入れるだけあり、本当に美しい色。

青系の色というのは、涼し気なので、夏に清涼感を得るために使いたくなりがちですが、この秘色は、あたたかみも感じられるので、春夏秋冬を問わず使える色だと思います。

やっと定番化したとのことなので、これからがんがん使っていきたいなぁと思っています。

 

#0415 L'Artisan Pastellier Oconto

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L'Artisan Pastellier Oconto

ラルティザン パストリエ オコント

 

やっぱりぼくはこういう色が好きなんだなって、このオコントのサンプルを作っている時も思ってしまいました。ラルティザンパストリエのシリーズは、緑系のインクというのは、たったの2色しかないのですが、その分、こういう青緑系の色はけっこう多い気がします。

それは、混色を前提としているからそうなってしまうのか、それとも特に深い意味はなく、これを企画している方がそういう趣味なのかはよくわかりませんが。

でも、こんな素敵な色を他のインクと混ぜる気にならない!って思う人も多いんじゃないかって勝手に思うのですが、どうなんでしょうか。

現在、全36色の混色一覧を鋭意作成中です。出来上がり次第、画像を追加していきますので、お楽しみに!

 

#0414 L'Artisan Pastellier Omi Osun

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L'Artisan Pastellier Omi Osun

ラルティザン・パストリエ オミオスン

 

ブルーシリーズは終わりじゃなかったの?と思わずインク見本を作りながら思ってしまいました(笑)。まだまだ続くのでしょうか…。またひょっこり出てきたりするのでしょうか。恐るべし、ラルティザン!!

さて、色そのものは正統派のブルー。これってターコイズブルーに入れて良いのかなぁ。確か他のブランドだと、この色でターコイズと名付けているのがあるような気がするなぁ。ダイアミンあたり、そうなんじゃないだろうか。

と色々と考えてしまいます。

ともあれ、色はとても美しいですね。真っ青な空を思わせる色で、気持ちが良いです。これから梅雨に突入して、毎日雨雲を拝むことになるかもしれませんが、この色で青空を思い出したいものです。

 

 

 

 

 

#0413 L'Artisan Pastellier Equinoxe6

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L'Artisan Pastellier Equinoxe6

ラルティザン・パストリエ エキノックスシス

 

昨日ご紹介したエキノックスの別バージョン?

なんとも不思議な色で、これまた良い感じ。5の方がブルーブラックのカテゴリーでもかなりブラック寄りだったのに対し、こちらはかなり青寄りのブルーブラックになるでしょうか。

いずれにしても、こちらも素晴らしい色だと思います。

何となくイメージ的には、色彩雫の月夜を思わせる色合い。

静かな夜の海とか、明け方の空とかそんな感じでしょうか。いずれにしても落ち着いた色で、心穏やかにしたい時とか、落ち着いた物事を考えたい時なんかには良いインクなのではないでしょうか。

愛すべき色だと個人的に思います。

 

#0412 L'Artisan Pastellier Equinoxe5

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L'Artisan Pastellier Equinoxe5

ラルティザン・パストリエ エキノックスサンク

 

ラルティザン・パストリエのインクでベスト5を選べと言われたら、絶対にこのインクは入ると思います。それぐらい好き。微妙なこの色味がたまらないと思いませんか?

青っぽいグレーというか、少し鈍い曇り空のような雰囲気。

決して明るいわけじゃないんだけど、でもだからといって暗い雰囲気もない。影があるけれども、希望も感じる、みたいなインクじゃないかと思うのです。

ラルティザンのこのシリーズは混色可能なのですが、混色するのがちょっともったいない気もします。でも、こういう色だからこそ、出せる色っていうのもあるのではないかとも思うのです。

ともあれ、このインクはこれからも大事に使いたいなぁと思っています。

 

 

#0411 L'Artisan Pastellier Byzance

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L'Artisan Pastellier Byzance

ラルティザンパストリエ ビザンス

 

これまた、一昨日、昨日に引き続き、グレー系の色です。昨日のが少し青っぽかったのですが、このビザンスはうっすら紫っぽい雰囲気を持っています。

この微妙な差が混色の時にどのように影響するのか、というのが気になるところです。混色の結果につきましては、現在一覧表を鋭意作成中ですので、またこのページでもご紹介できるかと思います。少しお待ちくださいませ。

それにしても、ラルティザンパストリエのインクは混ぜるのがもったいないくらい美しい色が多い気がしませんか?そこがまたこのメーカーの面白いところなんじゃないかと思います。

これからの梅雨の季節に使いたい、そんな色です。