HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0163 プラチナ万年筆 古典インク カシスブラック

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PLATINUM CLASSIC INK CASSIS BLACK

プラチナ万年筆 古典インク カシスブラック

 

実は、ぼくは顔料インクだとかこの古典インクだとかは正直とても苦手。だって、限定万年筆だとか、高級万年筆に吸わせようとすると、ペン先がだめになってしまうんじゃないか?とか、手入れが大変なんじゃないか?とか気を遣ってしまうから。

でもね、例えば、その万年筆を一年も二年も放置するわけじゃないし、ちゃんと毎日(といかないまでもせめて一週間に一回ぐらいは)使うようにして、一ヶ月経ったら、きちんと洗浄するというような最低限のお手入れルールを守れば、もっと積極的に使っても良いのではないか、そんな気が最近しております。

さて、このプラチナから出た古典インクシリーズもそんな気を遣わなくていけないインクの一つです。でも、この独特の風味というのは、やはり没食子ならではなんですよね。書いたばかりはピンクっぽい色なのに、どんどん色が変わっていくのは面白い。

そして、このインクが定着した後の色というのもなかなか味わい深いものがあるのです。

このインクは特に冬の寒い時期(クリスマスシーズンとか?)に使うと、気分がちょっと高揚するのではないか、そんな気がいたします。

 

#0162 DE ATRAMENTIS Johannes Gutenberg

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DE ATRAMENTIS Johannes Gutenberg

ドクターヤンセン グーテンベルグ

 

ヤンセン博士による偉人シリーズ。一見普通の黒なんですが、そこはヤンセン博士、ちょっとひねりのある黒です。ネット上ではなかなかそのニュアンスを伝えるのが難しいのですが、ほんのりと黄色が入っているような、そんな黒なのです。でも、どうしても、細字とかで書くと黒々として見えてしまうかもしれません。

なので、この手のインクを使う時には、中字以上をおすすめします。日記や手帳に書くとどうしても細かい漢字などはつぶれてしまいがちで、ストレスがたまるかもしれませんが、でも、インクフローを楽しむことができて、その中で黄色っぽさが出てくると思われます。

ぼくは個人的に(多分みなさんおわかりだと思いますが)黒っぽい色はそんなに得意な方ではないので、出番は正直少ないのですが、だからこそ、明るめの色の中でのアクセントとして、敢えて黒系を使うというのもありなのではないか、そんな気もします。

ちなみに、万年筆も黒軸は極端に少ないかも。そして、洋服も黒は圧倒的に少ないです。嫌いな色ではないんですけどねぇ。ついつい他の色に手が伸びてしまうのは仕方ありませんね。

 

 

 

#0161 SAILOR 四季織 十六夜の夢 奥山

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SAILOR Jentle Ink

セーラー 色織々(現・四季彩) 奥山

 

ここのところ東京地方は雨続きで、気温も低くなり(湿度は少しありますが)、すっかり秋めいてきました。でも、ぼくの今までの記憶では、9月って結構暑いんですよね。高校時代とか、思い出すと、10月の文化祭の準備の時でも汗をかいていたような気がします。だから、それまでは自分の中では夏気分なのですが。

でも、今年はいつもとはちょっと違って、8月の半ば過ぎぐらいから秋っぽい雰囲気になっていて、せっかく夏の暑さを覚悟していたのに…とか、夏の名残の準備をしていたのに(ぼくは季節に応じた筆記具や持ち物を用意しておくので)、って夏の暑さが弱いくせにそんなことを思ったりもいたします。

さて、これからの季節に使いたいインクというのは、これまたたくさんございますが、こちらの奥山もまさにこれからぴったりです。

ちょっと深みのあるワインレッドは、芳醇な赤ワインを彷彿とさせます。(飲めないけど)。こんなインクでお手紙をしたためたら、相手を酔わせちゃうこともできるかもしれません。(そんなことは…ない?)

ともあれ、渋めインクは秋から冬にかけて大活躍しそうですね。

 

 

#0160 Pelikan 4001 Brown

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Pelikan 4001 Brown

ペリカン 4001 ブラウン

 

ペリカンの通常タイプの茶色インク。

非常にバランスの取れた色です。濃すぎもしないし、かといって明るかったり薄かったりするわけでもない。普通に茶色という感じでしょうか。

こういう色って、個性には欠けるところがあるんだけど、でも実は出番が多いような気がします。たとえば、プライベートな書き物ではなく、手紙とか公に出す書類とかで(でも、ブルーブラックしかダメってところが多いけれども)使うことができる色です。

そして、ぼくみたいに普段は派手派手の個性的な色ばっかり使っている人間にとっても、筆休め的な意味で使うという方法もあります。だから、こういう色もぼくはとても大切にしたいと思っているのであります。

 

#0159 Pen and message 山野草

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#0159 Pen and message

机禅 山野草 葡萄色

 

神戸の文具店ペンアンドメッセージさんのオリジナルインク。まだお店には伺ったことがないので、次回ぜひ伺いたいと思っているところの一つ。

さて、こちらのインクやはり秋に使いたい色なのではないかと思います。秋の野原はもう少し枯れ気味かもしれないけれども、でも秋の夕暮れ時に高原を散策すると、こんな色の野草たちが迎え入れてくれるのではないか、そんなことを思ってしまいますよね。

そして、そういうことを想像しながら、手紙とか日記をしたためてみるというのも面白いかもしれないと思います。

このインクもこれからの季節、じっくりと向き合って使いたいと思うような色。

 

#0158 ROHRER & KLINGNER Old golden green

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ROHRER & KLINGNER Old golden green

ローラー&クライナー オールドゴールデングリーン

 

最近ではやっとR&Kのインクを取り扱ってくれるお店もちらほら出てくるようになりましたが、ぼくが万年筆にはまり始めた頃(2010年くらい)はまだ取り扱い店は限られていました。それに、お値段も国産のそれに比べるとやはりお高めなので、一度にたくさん買う、なんていうことはできませんでした。

そんな時に厳選して買ったうちの1本なので、今でもその時のことは良く覚えています。確かあれは銀座の高級万年筆屋さんだったと思うのですが、恐る恐るお店に入って、インクをあれこれと見て購入した気がします。すでにネットでこの色について知ってはいたので、これだけを目当てに買いに行った(といっても、他にセピアと緑系のインクを購入しましたが)のです。

ちょっと不思議なグリーン。和菓子っぽいイメージもあるんだけど、確かにゴールドが混ざっているのではないかと思わせるような雰囲気を持っています。そこがなかなか魅力的ですよね。

#0157 PILOT 色彩雫 夕焼け

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PILOT iroshizuku yu-yake

パイロット 色彩雫 夕焼け

 

別に夕焼けというのは夏でも冬でも春でも見ることができるので、特に秋の特許というわけではないのだけれども、何となく秋の季節というイメージが強いような気がする。それはまぁ、たまたまぼくがそう感じるだけで、他の人は違うのかもしれないけれども。

ともあれ、何となくこれからの季節に良いのではないかと思って取り上げてみた。

オレンジ系というのは、やはり紅葉の流れもあって秋っぽいイメージなのかもしれないので、その影響もあるのだろうけどね。

ともあれ、これからの季節にぴったりの色なのではないかと思うので、これから冬にかけて活躍しそうな色ではあると思う。