神戸インク物語 ナガサワオリジナル
第5弾 東亜ブラック
Twitterなどですでにぼくのことを良くご存じの方はわかると思いますが、基本的にぼくはどちらかというと明るめの色が好き。
渋めの色も嫌いではないけれども、ターコイズだとかグリーンの明るい感じの色の方が心がときめく。
しかし、だからといって渋い色が嫌いなのかというとそういうわけでもない。
そんなに熱中するっていうほどではないけれども、いいなぁと思うこともしばしばあるし。色によっては渋い色でも好きになって使う頻度が高くなる場合もある。
さて、こちらの神戸インク物語の東亜ブラックは一見シンプルなブラック。
ところがこのブラックというのも、実は面白い色で、微妙にそれぞれに表情が異なる。
細字だと今一つインクのフローがわからないので、どれも同じに見えてしまうけれども、中字~太字で書くとその違いが如実にわかる。
たとえば、この東亜ブラックも、インクフローを見ると、ちょっと紫がかっているように見えるのだ。そして、黒々とした黒ではなく、グレーがかかっているところもまたこの色の面白さ。
なので、できればこの色は中字以上で使うことをおすすめする。
そうすればこの色のさまざまな面を楽しむことができるのではないだろうか。