HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0605 DIAMINE Peacecock Flare

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DIAMINE SHIMMERING

Peacock Flare

 

2015年に初めてダイアミンから発売されたシマーリング(ラメ入り)インク、今年もクリスマス前に発売されました。

4弾目となる今年は全8色。いずれもとても魅力的な色なので、昨年までのインクと一緒に2週間にわたってご紹介したいと思います!

今日ご紹介するのは、今回のシマーリングインクの中でぼくが最も楽しみにしていた色。

ピーコックというのは孔雀のことなのですが、ピーコックブルーという色の名前があるらしくて、まさにこういう青と緑が混ざったような(いわゆるターコイズ系)色なんですよね。そして、この色に混ぜられたラメは銀ラメです。非常にきりっとした雰囲気を持っています。そしてこのターコイズに実に似合うんですよね。

今年の冬はこういうラメインクもたくさん使おうと思っています。

これはあくまでも自己責任となりますが、セーラーのプロギアシリーズはとてもラメインクに強いです。ぼくの経験上、めったなことでは詰まったりすることはありません。

ラメインクを入れると、たまにペン芯部分にラメが溜まってしまうこともあるのですが、それがあまり見られないのです。しかもいざとなれば分解洗浄(これも自己責任ですが)もできるし、ペンクリニックなども頻繁に行われているので、ぼくは最近ではラメインクはプロギアに入れるようにしています。ぜひお試しください。

 

#0604 BANMI Orange

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BANMI

Orange

 

中国の謎のインク、BANMI。ボトルのシールを見ると動物の絵が描いてあり、非常にファンタジックな印象。色も淡い感じの優しい色が多いのは、そういうところに起因するのかもしれない。

このオレンジ色もとてもソフト。決して明るすぎず、かといって暗すぎず。そこがとてもユニークなんだと思う。識字性も高いので、普段使いもぎりぎりできそうだし。こういう色は個性的だから、こういう色こそたくさん出して欲しいなと思うのですが。

 

#0603 BANMI Rose red

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BANMI

Rose red

 

ネーミングというのは、本当にブランドの個性が出ると思う。このBANMIのシリーズは、Dragon以外名前は直接的な色の名前をつけている。でも、例えばこのRose redなんかは、ローズっぽさはあまり感じられない。まぁ、バラにもいろんな種類はあるので、こういうピンクもあるだろうけど。どうせネーミングするなら、こっちはローズピンクとした方が良いんじゃない?というお節介なことを思ってしまう。

薔薇の赤ってもっと赤赤しいじゃなですか。深紅のバラっていうくらいだからね。でもその深紅さはまったくこの色からは感じられない。人の感覚というのは本当に違うのだなぁと思ってしまう。それとも、このインクに名前を付けた人が他人と違うっていうことだけなのかなという感じもしなきにしもあらず。でも、少なくとも個人的にはpinkよりはこっちの方が出番が多いかなっていう気はする。

 

#0602 BANMI pink

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BANMI

pink

 

ピンクというのも、他の色同様、いろんなピンクがある。ビビッドなショッキングピンクから、淡いもやっとしたピンクまで、実に様々。そして、このBANMIのピンクは、非常にもやもや系。ピンクというよりもサーモンピンクっぽくもあるし、一歩間違えるとネオンピンク的な要素も持っている。ちょうどその中間という感じかなぁ。

嫌いな色ではないんだけど、積極的に使うか?っていうと微妙かなぁ。ぼくの場合は。どの場面で使えばよいのだろう?と思ってしまう。春先にちょっと筆休め的に使う、という感じでしょうか。好きな人は好きなんだろうけどね。

 

#0601 BANMI Deep green

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BANMI

Deep green

 

Light green があるなら、当然 Deep greenもあるよね、っていう感じです。Deep greenを直訳すると、深緑ってことになるけど、この色は深緑っていう感じじゃない。もちろん、Light greenと比べると濃いけれども、一般的に見るとそんなに濃い感じはしなくて、むしろターコイズグリーンのような爽やかさのようなものを感じる。そして、当然のことなのだけど、ぼくはこの色が大好き。結構こういう色を積極的に使いたいなと思わせるものを持っています。

青みがかっているのでターコイズ系ではあるけど、決して青ではなく、緑が強い感じ。そこの微妙な感じがたまらんのです!

#0600 BANMI Light Green

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BANMI

Light Green

 

個人的に、蛍光グリーンだとかネオンイエローといった感じの色は苦手。もし現存するインクを全部集めようなどという酔狂な目標がなければ、決して買うことはないだろうっていう感じの色。

だって、文字を書いていて読めないことがすごくストレスになっちゃうんだもん!

だから、ついついそういう色に対する愛情というのは薄れてしまう。

でも、逆にそういう色のようにみせかけて、実際に書いてみると、あら意外、読めるじゃない?ってなるとがぜん興味が湧いてくる。この色がまさにそんな色。

最初、シールに色を塗った時はあまり興味がなかったの。どうせ万年筆に入れて文字を書いたら読めなくなるだろうなんて勝手に思って。

ところが、実際に書いてみると、ちゃんと読めるではないですか。

まぁ、だからといって、この色が好きかと言われると、正直微妙ではあるけれども。

ただ、緑系を極めている人にはちょっと異色でもあるので、手に入れてみても良いのでは?という気はします。

 

#0599 BANMI blue

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BANMI

blue

 

中国産のインクがたくさん集まるのは良いことなのだが、そのインクが一体どこがどんな形で作っているのかがわからないところが非常に面倒。いつもインクの運び屋をしてくれているフォロワーさんも海外のサイトで購入手続きをして、出張に行くときのホテルに届くようにしているらしい。

それも、ひとつやふたつではなく、大量に注文してくれて、それをスーツケースで運び、そのスーツケースごと受け取るという形なので、いったいそのインクがどういうインクで、どういう経緯で作られたのか、ということが今一つわからない。

だから、パッケージやネーミングから憶測するしかないのだが、このボトルには動物の絵がそれぞれの色に合わせて書かれていて、そこに何らかの意味があるのかもしれない。中国語が読めないので、何とも言えないのだが。

さて、こちらのブルーは確かにブルー。紫寄りのブルーという感じだろうか。