HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0424 L'Artisan Pastellier Olifants

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L'Artisan Pastellier Olifants

ラルティザン・パストリエ オリファン

 

うーむ。これまた微妙な難しい色。というか、こういう色、本当にお好きですね、と開発者に問いただしたい(笑)。

これは分類的に何色に入れれば良いの?と思えるようなインクが多いのです。しかも、それがどれも似たようなトーンの色で、さらにこれを混色すると、すべて同じになってしまうんじゃないかと懸念してしまうくらい。

特に似たような色同士を組み合わせると、さっぱりわからなくなります。なので、こういう色を混ぜる時はまったく違った系統の色を混色するようにすると、違いがくっきりと表れると思います。

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#0423 L'Artisan Pastellier Bonne Esperance

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L'Artisan Bastellier Bonne Esperance

ラルティザン・パストリエ ボンエスペランス

 

来月、都内にて、ラルティザン・パストリエを使った混色体験イベントを行うのですが、そのための準備に追われる毎日を送っております。

さて、今週は、そんなラルティザン・パストリエを一挙公開です。すでに14色の混色可能インクをご紹介していますが、全36色もあるので、まだまだ続きます!どうぞお楽しみに。

今日のこの色なのですが、今までご紹介していたような色に通じるものがあります。どうやらこのブランドはブルー系統の色が大好きみたいですね。わざわざこんなに似た色を作らなくても…。と思うのですが。

しかも、その割には赤系統があまりないというのも不思議なのですが。

色そのものは悪くはないけれども、他の色との差別化が難しいなという感じでしょうか。

なお、今回から、混色シートを下に掲載することにいたします。

この色に別の色を混ぜたら、どういう色になるかというのを示すものです。

少しでも混色のヒントになれば幸いです。

なお、都内で行われる混色イベントでは、実際の色見本をご覧いただけるように、現在鋭意準備中です。お楽しみに!(結構これが大変なのですが)

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#0422 文具店TAG 京の音 小豆色

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文具店TAG 京の音 

小豆色

 

京都の文具店TAGさんのオリジナルインク。

これは京の音シリーズで、番号を見ると00番になっているんですね。試作品っていうことなのでしょうか。でも、これは限定で出ていて、ぼくはなんとか買えることができたのですが(確かこれは東京の天王洲の支店で購入しました)、つい先日、こちらのインクも「秘色」同様、限定が解除されたらしく、定番の色になったようです。

これはありがたいことです。だって、この色も実に美しくないですか?まさに小豆色というのがぴったり。というか、他の色の名前を思いつかないくらいです。こういう色ってありそうで、実はそんなにないような気がします。

優しくて、ほっこりするような色なので、一日の終わりにノートに向かう時、なんかにこういう色で書くと良いかもしれませんね。

 

 

#0421 文具店TAG 京彩 伏見の朱塗

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文具店TAG 京彩 

伏見の朱塗

 

和な感じがとても魅力的な京彩シリーズは、京の音シリーズと同様に、魅力的な色がたくさんあります。どちらにも共通して言えることなのですが、実に微妙なところを突いてくるなっていう感じがするんですよね。

この色は何色!ときっちりと分類できない感じとでも言いましょうか。どの色も、青系統なんだけど、ちょっとうっすらグレーがかっているとか、そういう感じの表現になってしまう。そこが特徴でもあり、人気のポイントなのではないかとぼくは思うのです。

さて、この「伏見の朱塗」も、そんな感じがいたします。

朱色っていうほどきっぱりとした色ではないし、かといって、他の赤系統の色とも一線を画しているような気がするのです。そこが面白いし、どんなシチュエーションで使おうかとあれこれ考えてしまうのも楽しい。

 

 

 

#0420 文具店TAG 京の音 今様色

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文具店TAG 京の音 

Nol.2 今様色 いまよういろ/imayouiro

 

京都の伝統の古色をインクに再現したという「京の音」シリーズなのですが、このピンク色を見た時、これが古色なの?とちょっと意外に思いました。だって、ちょっとモダンじゃない?何となく、ぼくの大好きな「SEX and the CITY」的なきらきらくっきりピンクっていう感じがして、とても意外な感じがしました。

でも、確かに平安時代の貴族たちが来ていた服にはこういう色があったような感じもして、実は日本では1000年も昔からこういう色が使われていたのではないかって思ったのであります。

それにしても、本当に美しいピンクですね。

一体昔の日本ではこのピンクはどんな原材料で作っていたのだろうか?と思います。そんなことを妄想しながら使ってみるのも良いかもしれません。

 

#0419 文具店TAG 京彩 大原の餅雪

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文具店TAG 京彩 

大原の餅雪

 

基本的にターコイズラバーなぼくですが、実は他にもこういう傾向の色が好き!っていうのがあります。例えば、この「大原の餅雪」なんかはまさにそういう色。

こういう何とも言えない、独特の雰囲気を持った色が大好きなのです。あと、これはネーミングセンスが光っています。餅雪の色なんて、再現できるはずないのに、この色はまさにそんな餅雪っぽい雰囲気を持っていると思わせてしまう。

淡くて、ほんのりとブルー。まるで月明かりに照らされているかのような雪景色を思い浮かべる人もいるでしょう。

これは涼しげな色なので、夏に清涼万年筆と一緒に使ってみると手元が涼しくなるかもしれません。これからの季節にヘビロテしそうな予感のする色です。

 

#0418 文具店TAG 弁柄色

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文具店TAGオリジナル サトウヒロシオリジナル

弁柄色

 

万年筆で落書きで有名なサトウヒロシ氏が監修したオリジナルの限定インク。ぼくはこのインクがどうしても欲しくて、日帰りで京都のサトウヒロシさんのワークショップに参加したんです!

でも、絵心のないぼくでもそれなりに描くことができたし、落書きというハードルを少し下げたところに面白みを感じました。そして、その後、ちょこちょこぼくもつたない絵を描くようになったのも、サトウヒロシさんのこのワークショップに参加したからではないかと思います。

さて、そのサトウヒロシさんが監修した色は、京都の古い家屋などでも時々見られる弁柄色。赤というか、茶というか、そういう微妙な感じの色がなかなか日本的で、素敵です。朱色でもないし、えんじ色でもないし。まさに弁柄色という名前しか思いつかないような、そんな素敵な色ですね。

ただ、ちょっと時間がたっているせいか、茶色が強くなっているような感じもします。実際はどうなんでしょうか。まぁ、これはこれで素敵な色ですけどね。