HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0272 Pelle Penna Amarfi-Azzuro

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Pelle Penna Amarfi-Azzuro

ペレペンナ アマルフィ・アズーロ

 

大阪にあるペレペンナさんのオリジナルインク。

ペレペンナは、デルタやモンテゲルで、コンクリン、レシーフ、といった海外の筆記具ブランドを取り扱う代理店で、その代理店の直営店で、今のところ筆記具を扱うお店は大阪にしかないので、ぼくは大阪に行くたびに店舗に寄るようにしています。

ちょうど飛行機で行くと、関空に到着するので、難波まで南海線で出れば、ホテルに行くまでの途中で寄ることができるという便利さなのです。

さて、今日ご紹介するアマルフィ・アズーロは、そんなペレペンナさんの第一弾インク。アマルフィというのは、世界一美しい海岸と呼ばれているイタリアの海岸。そして、アズーロというのは海のブルーという意味なのだとか。さらに、ペレペンナのロゴがブルーということから、この色が第一弾に選ばれたそうです。

まさに海のさわやかさを感じる色ですよね。

フレッシュで、すがすがしく、気持ち良い。こういう色でお手紙をもらうと、それだけで、荒んだ気持ちが癒されそう!

積極的に使いたいターコイズブルーです。

 

 

#0271 J.HERBIN BLEU NUIT

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J.HERBIN BLEU NUIT

エルバン ナイトブルー

 

この色もエルバンの中では人気の色。

色彩雫で一番人気の月夜に通じるコンセプトだし、色そのものも、少し似ているような気がする。

でも、月夜よりもちょっと薄目。エルバンは全体的に水っぽいと言われているので、この色なんかも、そんな水っぽさを感じる。

濃厚な夜の気配というよりも、軽めの夜の感じ。月明かりが出ていても良いし、季節的に春っぽい感じもするし。とにかく濃密な空気よりも軽めの空気を感じる色。

だから、使い勝手はとても良いのではないかと思う。カジュアルに気軽に使いたい感じもする。

#0270 KINGDOM NOTE ルリボシカミキリ

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KINGDOM NOTE 日本の生物シリーズ

「昆虫」 ルリボシカミキリ

 

何度も書いているかもしれないけれども、とにかくキングダムノートさんのオリジナルインクは個性的。誰もが想像しえないような角度からモチーフを探してくる。だって、昆虫をイメージしたインクなんて、他にありましたっけ?っていう感じです。

そのうち「越後の土」(日本の土シリーズ)だとか、「博多の空」(日本の空シリーズ)とか、「アマゾンの風」(世界の風シリーズ)「地中海の海」(世界の海洋シリーズ)、果ては寄生虫大百科みたいなわけのわからないインクを出すんじゃないかって、戦々恐々としているのですが…。(どれか当たったら、誰かおごって!)

閑話休題

今日ご紹介するこのルリボシカミキリ。昆虫があまり得意ではない(多分このカミキリも素手では触れないかも)ので、果たしてこの虫がどんな色なのか、実物を見ていないのでわからないのですが、でも、実際にこんな素敵なターコイズブルーのカミキリがいたら、苦手でも思わず見入ってしまうかもしれません。

KINGDOM NOTEさんのスタッフの方にお聞きしたら、やはり青系のインクというのは、一番売れるようで、このインクも何度も再入荷を繰り返しているのだそうです。なんかすごくわかる気がするな。

 

#0269 PILOT 色彩雫 冬柿

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PILOT iroshizuku fuyu-gaki

パイロット 色彩雫 冬柿

 

色カテゴリーのところを見ていただければわかると思いますが、ぼくの所有インクの中で一番少ないのがオレンジ系、黄色系のインクです。でも、実はこの二種類のインクは、全体的に見てもとても少ない。

でも、そんな中でパイロットの色彩雫は、オレンジ系の色を二色も出しています。そのうちのひとつがこちらの冬柿。(もう一つは過去にご紹介した夕焼けです)

こちらは、クリアな、くっきりとしたオレンジというよりも、ちょっとマット感があって、くすんだ感じ。そこが柿っぽさというか、和風な感じがして良いですね。冬の冷たい空気の中で、このインクを使うと、気持ちもシャンとするのではないか、そんな気がいたします。 

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#0268 BUNGU BOX 魔女のインク

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BUNGU BOX The ink of Witch

ブングボックス 魔女のインク

 

子どものころから神秘的な世界だとか、スピリチュアルなことが大好きで、小学生の時の愛読雑誌は「マイバースデー」、当時のぼくにとってのアイドルはルネヴァンダール・ワタナベ先生でした。

だから、魔女だとか、呪文だとか、おまじないという言葉も物心ついた時から知っていたし、興味も持っていたのです。そんなぼくの心をくすぐってくれるインクがこのブングボックスさんの「魔女のインク」。

まぁ、さすがに大人になってしまったので、自分は魔術が使えるとか、このインクを使えば、相手の気持ちを変えることができる、なんてことは思っていませんが、でも、この神秘的な色には惹かれるものがあるのです。

パッと見、黒色インクなんだけど、良くみると、ちょっと赤みがかっていて紫寄りだというのがわかるのです。その微妙な感じというのは、わかる人にはわかる、わかんない人にはさっぱりわかんないという感じもして、そこがまさに魔女っぽいのでは、という気もします。

#0267 PILOT 色彩雫 冬将軍

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PILOT iroshizuku fuyu-syogun

パイロット 色彩雫 冬将軍

 

日本の四季を色で表したという色彩雫シリーズは全24色あるのですが、面白いと思うのは、具体的なその色そのものを表している色(竹林、山栗、躑躅など)もあれば、非常に抽象的な色もあるというところ。

例えば、霧雨なんかもそう。だって、霧雨に色なんってないもん。でも、霧雨という名前を聞いて、その色を見てみると、なるほど、それっぽい…という気持ちになる。そこがこのシリーズの面白さ。深海にしてもそう。深海に具体的な色というのはないけれども、深海と聞いてイメージする色というのは、ある。

それと同じことがこの冬将軍にも言える。まさに冬の寒さを表した感じ。

しかも、それだけじゃない。

どこかぬくもりのようなものもこの色から感じられるのも冬将軍的。

寒いからこそぬくもりをぼくたちは求めているわけで、暑かったらそのぬくもりを感じたいという気持ちすら起こらない。でも、この色はそういう寒い日に求めているぬくもりも含めて色で表現している気がするのだ。

そこがこのインクも最大の魅力で、これからますます寒くなるこれからの季節は手放せない色となるだろう。

同じ色彩雫のグレー系インクとも比較してみたい。

 

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happyinkdays.hatenablog.com

 

#0266 PILOT 色彩雫 紺碧

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PIOT iroshizuku kon-peki

パイロット 色彩雫 紺碧

 

人それぞれ、好みの色とか、推し色というのがあって、それが他の人には理解されなかったり、共感を得られなかったりする場合も、多々ある。

でも、やっぱりどこかで万人受けする色というか、誰もが、あぁ、これはきれいな色だなぁと(好みは別として)思わざるを得ない色というのはあると思う。

そして、この紺碧はまさにそんな色なのではないだろうか。

一般受けするっていうと、天邪鬼なぼくなんかは、「ふん!」って思っちゃう方なんだけど、色に関しては一般受けする色が好きかもしれない。こういうブルー系の色というのはまさにそんな色。

ただ、ここまで明るいと冒険心もくすぐられるから、「好きだけど、あまり使わない色」というカテゴリーに入れる人も少なくないだろう。

ぼくは、こういう色こそ、がんがん使いたいんですよね。

だって、ぱっと色を見ただけで、気持ちが明るくなるじゃないですか。

どんよりと雲が広がっている日でも、その雲の上はいつだってこんな青空が広がっているんだよ!っていう感じで、何かしらのメッセージがこの色から読み取れるのです。

そういう意味で、この紺碧は、同じ色彩雫シリーズの「天色」と同様に気になる色のひとつだなって思います。

 

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