HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0099 ROHRER & KLINGNER Verdura

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ROHRER & KLINGNER Verdura

ローラー&クライナー ヴァーデュラ

 

都内でもなかなか取り扱い店舗を見つけるのが大変なローラー&クライナーのインク。種類もそこそこ多いので、色によっては面白い色もあるのですが、手に入れにくいし、わざわざ買うほどでもないかなって思う人もいるかもしれず、なかなか集められないっていう人もいるかもしれない。

コンプリートはしないけれども、気になる色だけを買おうという人も多いだろう(あ、普通はそう思いますよね、ハナっからコンプリートしようなんていう奇特な人はぼくぐらいかも…汗)。

さて、こちらのヴァーデュラはかなり明るめの緑です。先日ご紹介したクロスとは少し違った明るい緑。あちらの方は少し蛍光っぽい雰囲気を持っているけれども、こちらはそれに比べれば落ち着いている。でも、やっぱり明るいのです。みずみずしいフレッシュな感じがします。レタスのようなそんな色。

イタリア語で野菜を意味するインク名の通りと言って良いかもしれない。

とにかくしゃきしゃきっとした雰囲気がたまらないのです。

休みの日の朝の手帳の時にこれで日記を書くと、目が覚めるかも。そんなイメージ。ぜひお試しあれ!

#0097 MONT BLANC BLUE HOUR

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MONT BLANC Blue Hour Twilight Blue

モンブラン ブルーアワー

 

モンブランが時々、しれっと、限定インクを出していることを知ったのは、二年くらい前のこと。それまでは定番の長細い重厚なボトルのインクしか知らなかったし、情報も少なくて、なかなか手に入れることができなかった。

しかし、だんだんとTwitterなどでインクの情報を集めるようになると、知らず知らずのうちにインクに関して詳しくなっていく。その中でモンブランがこういう限定インクを時々知らないうちにひっそりと出してくることを知るようになったのだ。

このインクは、そんな中、ヤフオクか何かに出品されているのを見て、どうしても欲しくなり(確かその時はサンプルはなかったような気がするので、直観に従ったというわけ)、ついついふらふらと注文したのだ。

そうして届いたインクを試し書きしたら、このまた美しいこと!

ちょっと浅黄色っぽい感じで、うっすらと緑がかったブルー。

これはターコイズにかろうじて認定できる色なのではないだろうか。

さらに、ブルーアワーというネーミングセンスも素晴らしい。

副題がTwilght Blueというらしくてそのあたりも妄想をかきたてられる。

すごく神秘的でもあるし、ロマンティックでもある色だと思う。

この色、もしまたみつけたらストックしたくなるくらい好きな色。

#0096 CROSS Green

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CROSS Green

クロス グリーン

 

去年までは、高島屋などの一部の店舗でしか扱いのなかったクロスの高級ラインの万年筆インク。しかし、今年からは比較的取り扱う店舗が増えてきて、手に入れやすくなったのではないかと思う。

そんな中でも特に印象的なのがこのグリーン。とにかく明るくてフレッシュなの!他のグリーンと比べてみると、かなり明るめだということがわかるだろう。しかも、それが蛍光グリーンではなく、きちっとした判読できる見事な(?)グリーンなのである。

フレッシュという言葉がぴったりな感じ。

夏の陽の当たっている葉裏の色ってこんなじゃない?だからこのインクを使っているとすがすがしい気持ちになるのかな。

ともあれ、明るくて気持ちの良い色だし、涼やかさも感じるので、これからの時期に大活躍しそうだ。

#0095 Pelikan 4001 Royal Blue

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Pelikan 4001 Royal Blue

ペリカン 4001 ロイヤルブルー

 

オーソドックスな色の中でも、やっぱりぼくが好きなのはブルー系統。ブルーという色そのものが小さい頃から好きだった。それも、様々なブルーを好んでいたような気がする。一番好きなのは、もちろん、真っ青な夏の空とか海の色なんだけど、こういう紺色っぽい色も好きだなぁ。

このロイヤルブルーは、正統派っていう感じ。どんな場面でも使うことができる。そして、どんな万年筆にも合うのではないだろうか。赤軸、茶軸、あるいはピンクや緑軸でもロイヤルブルーとかブルーブラックは似合うような気がする。

どのインクを入れれば良いのか迷った時には、こういうのを入れると良いかもしれない。

#094 DE ATRAMENTIS Hans Christian Andersen

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DE ATRAMENTIS Hans Christian Andersen

ドクターヤンセン アンデルセン

 

ドクターヤンセンはユニークな色が多いので結構好きなんだけど、特にこのアンデルセンの青緑色はお気に入り。やっぱりこういう色がぼくは好きなんだなと再確認させられる色だと思う。

で、やっぱりこれはターコイズって呼んで良いよね?

ターコイズグリーンなんだけど、鮮やかな色ではなくて、少しくすんだ感じの乾いたターコイズグリーンといったところだろうか。で、そこが非常に魅力的で、ドクターヤンセンらしいところだとぼくは思う。

青ともいえるし、緑ともいえるこの色に魅了されるのはどうしてなんだろう?ぼくはこういう色と出会うために、この好きの気持ちの根源的なところはどこにあるのだろうかと考えてしまうの。海が好きだから?幼いころに見た海の色に似ているから?ターコイズと縁が深いのか? というようなことをあれこれと考えさせてくれる。

ただ、ドクターヤンセンのこのシリーズは偉人の名前が付けられているので、なぜアンデルセンがこの色なのか、ということは知りたいなと思うのである。

#093 ギフショナリーデルタ 水都 北新地紅夜

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ギフショナリーデルタ オリジナル

水都 北新地紅夜

 

一年間大阪に住んだことがあるとはいえ、東京生まれ東京育ちのぼくは、大阪の地名を言われても、ぴんとこないことが多い。何となく、「こういうイメージ」というのはあるんだけど、それはあくまでもぼくの勝手なイメージであって、それが正しいのかどうなのかわからない。

さらに、そういうイメージすら、最近の大阪をあまり知らないから、変わってきているかもしれない。

ただ、インクの名前から、何となくこういうところなのかなと想像するのは楽しい。堂島にある文具店のオリジナルインクシリーズ「水都」は、まさにぼくの想像力をかきたててくれる。

例えばこの北新地紅夜は、なんだかちょっと艶っぽい雰囲気。

なんていうのかな、スリットの入ったセクシーなロングドレスがこんな色だったらどんなだろう?って想像させるような、そんななまめかしさがある。

ベルベットの生地のような肌触りを色から感じるんだよね。それがこの万年筆の面白さなのではないだろうか。

#092 KINGDOME NOTE モエギタケ

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KINGDOME NOTE

日本の生物シリーズ「きのこ」 モエギタケ

 

当初、ぼくはキングダムノートのインクには、正直あまり興味が持てなかった。だって、なんかテーマが変なんだもん(笑)。生物とかきのことかあまり興味ないし。

でも、去年「海月」シリーズが出てから、がらりと見方が変わった。

とはいうもの、当初は好きな色だけを買おうと思っていたの。コンプリートすることもないかなと。今となってはなんでそんなことを思ったのかわからないんだけどね。

だから、「海月」が出てからは、少しずつ好きな色だけを吟味して選んでいました。このモエギタケも、そんな風にセレクトした中のインクも一つ。

この緑、すごく好きなんです。シックでスモーキーな感じがたまらないと思いませんか?一筋縄ではいかないグリーンという感じかな。

趣がある緑というのは書いていて、とても気持ちが良い。神秘的な気分に浸ることもできるし。これから積極的に使いたいと思っている色。