HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#075 Kobe INK物語 六甲シチダンカ

f:id:happyinkdays:20170612211642j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211643j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211644j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211645j:plain

Kobe INK物語 ナガサワオリジナル

第56弾 六甲シチダンカ

 

アジサイモチーフのインク第三弾。

前述の「神戸ヒメアジサイ」と同時発売されたインクです。

こちらは青寄り。でも、最初にご紹介したパイロットの色彩雫の「紫陽花」とはまた違った青寄りの紫陽花インクだと思います。どのように違うのかというと、「紫陽花」の方は雨が降った後の紫陽花という感じがしますが、こちらの「六甲シチダンカ」は、そこまでみずっぽくない。むしろもう少し乾燥しているような。

ファンタジーの中というか、夢の中に咲いている紫陽花というイメージかしら。朝起きてみたら、庭が少し蒸気で靄っていて、その中で咲いているという感じかな。

メルヘンチックというか。幻想的というか。

そこが非常に魅力的なインクです。

この時期、この三色を上手に使い分けてみるっていうのもありかもしれません。少し艶っぽい気分の時には「紫陽花」、片想いの気持ちを静めたい時には「神戸ヒメアジサイ」で想いを綴り、「六甲シチダンカ」で妄想シーンをノートに書いてみる。みたいな使い方でしょうか。

#074 Kobe INK物語 神戸ヒメアジサイ

f:id:happyinkdays:20170612211638j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211639j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211640j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211641j:plain

Kobe INK物語 ナガサワオリジナル

第57弾 神戸ヒメアジサイ

 

昨日に引き続き、紫陽花モチーフのインクのご紹介です。

昨年、二色同時に発売された神戸インク物語のうちの一色です。

こちらは昨日の色彩雫の紫陽花とはまったく違った、でも確かにこれも紫陽花らしい。

説明ではピンク寄りとなっているけれども、ぼくはかなり紫っぽい色だなと思う。淡くて儚い感じの紫陽花。昨日の紫陽花は非常に艶っぽくて、くっきりしていたけど、こちらはもう少し恥じらいの色というか(笑)。

好きな人がいるけれども、それを隠している感じね。奥ゆかしい色。一見華やかで明るく見えるけれども、影を秘めている。そこがこの色の魅力だと思う。

#073 PILOT 色彩雫 紫陽花

f:id:happyinkdays:20170612211634j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211635j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211637j:plain

f:id:happyinkdays:20170612211636j:plain

PILOT iroshizuku ajisai

パイロット 色彩雫 紫陽花

 

関東地方は梅雨入りしたっていうのに、梅雨入り宣言のあったその日から一滴も雨が降っていないという(ある意味ありがちな)状況。でも、我が家の小さな庭先にもぼちぼち紫陽花が咲き始めました。まだ少し小ぶりだけど。きっと雨が連日降るようになれば、少しずつ大きくなっていくことでしょう。

そして、そんな季節だからこそ使いたいインクが何本かあります。そのうちの一本がこちらの日本の色をモチーフにしているパイロットの色彩雫のシリーズの紫陽花です。

でも、紫陽花って本当に色々な色があって、面白い。一色だけでそのすべてを表すのは難しいんじゃないかしら。青っぽい花もあれば、紫っぽいのもあるし、ピンクに近い紫陽花もある。だからこそ、紫陽花をモチーフにしたインクが出てくるのかもしれないけど。

さて、この紫陽花はかなり青みの強い色です。そして、みずみずしくて、艶やかでもあります。水も滴る良いお花、といったところでしょうか。青くてここまで色気のあるのってなかなかないような気がする。

一見正統派に見えるけど、実は下心を隠し持っている色。そんな感じですね。

 

 

#072 J.HERBIN DIABLO MENTHE

f:id:happyinkdays:20170606221005j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221006j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221007j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221008j:plain

J.HERBIN DIABLO MENTHE

エルバン ミントグリーン

 

どうやら、今年の夏は猛暑らしい。

夏のあの湿気が何よりも苦手なぼくは、今から戦々恐々としている。

べたべたとまとわりつくような空気とか、むっとした風とか。想像しただけで、うんざりしちゃう。

そんな時は、せめて書く文字だけでも涼し気でいたいと思う。

気分だけでも涼しくしてくれるんじゃないかと。

そういう暑さをしのいでくれる(ような気がする)インクというのは、やはり青系が多いような気がする。

このミントグリーンもまさにそんな色。

太字で書くとかなり薄いけれども、細字だと比較的判読できるので、この色は細字で使った方が良いかもしれない。

ほんと、気晴らしにしかならないけれども、せめてインクで涼をとって、夏をやり過ごしたいなと思っている。

ちなみに、この色はターコイズブルーでもあり、ターコイズグリーンでもあるような気がする。なので、すべてを網羅した色としてカテゴライズしようと思う。

 

#071 Private Reserve Sonic Blue

f:id:happyinkdays:20170606221003j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221004j:plain

Private Reserve Sonic Blue

プライベートリザーヴ ソニックブルー

 

この時期になると、就活中の大学生をちらほらと見かける。

ぼくはスーツを着なくなって久しいけれども、明らかに就活生と思われる子たちのスーツ姿を見ると、懐かしいなぁっていう気持ちになる。

自分もあんな風にスーツを着て就職活動したなぁって。

まぁ、ぼくの時代は結構バブルの最後の方だったから、就活は非常に楽しくて楽だったけどね。

会社説明会に二回参加するとディズニーランドのチケットをくれるとか。

食事会と称して就活生にランチをごちそうしてくれたり。

さらには交通費まで至急されたりもして。

しかも、当時は大学4年の6月が解禁だったんですよ。

今じゃ信じられないでしょ?

さて、このソニックブルーはそんなフレッシュなスーツを思わせるような色です。濃紺というか、ブルーブラックというか。

誠実さを彷彿とさせる色だから、そんなかしこまった場面で使えるかなって思うのだけれども。

果たして、今の自分に、そんなかしこまった場面は訪れるのだろうか?という疑問もわいたりもして。

 

#070 SAILOR STORiA Magic

f:id:happyinkdays:20170606220959j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221000j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221001j:plain

f:id:happyinkdays:20170606221002j:plain

SAILOR STORiA Magic

セーラー ストリア マジック

 

インクの楽しみは色味そのものだけではなく、ネーミングにもあると思う。

そのインクの名前から色を想像してみたり。

土地の名前がついているなら、その土地に想い馳せてみたり。

人物名だったら、なぜその人物名がその色についたのかを考えたり。

だから、インクの名前というのはとても大切だと思う。

 

さて、このストリアシリーズはセーラーの顔料インクのシリーズで、その色の豊富さからリリース当時はとても話題になった。

ぼくが特に素晴らしいと思ったのがそのネーミングとコンセプト。

サーカスを題材にしているところがなんともユニークではないですか。

今日ご紹介するマジックも、色味的にはパープルなんだけど、なぜそれがマジックなの?と疑問に思う。でも、色を見て、これがマジックですって言われると、あ、なるほど、なんか良くわからないけど、マジックっていうの、わかる気がするって、妙に納得してしまうのだ。

紫というのはとても神秘的な色だと思う。神聖なイメージもある。マジックのようなミステリアスな部分もこの紫に隠されているような気もする。そこが面白い。

 

#069 CARANd'ACHE VIBRANT GREEN

f:id:happyinkdays:20170604151637j:plain

f:id:happyinkdays:20170604151638j:plain

f:id:happyinkdays:20170604151639j:plain

f:id:happyinkdays:20170604151640j:plain

CARANd'ACHE VIBRANT GREEN

カランダッシュ ヴァイブラントグリーン

 

緑って聞くと多くの人はどんな緑を思い浮かべるのだろうか?

夏の海のようなエメラルドグリーン?

あるいは、新緑の季節の山の色?

それとも、もっとくすんだ抹茶のような緑というのもあるだろう。

竹林のような緑を思い浮かべる人もいるかもしれない。

 

実は、緑に限らず、どの色もその色の幅というものがあり、それによって、色の表情はまったく変わってくる。そして、だからこそ、いろんな色を集めたくなるのだ。一言で緑って言っても、いろんな緑があるから、その様々な緑を集めて、ああでもない、こうでもないって言いたいんである。これがインク沼の住民がついつい沼にはまっていく要因なのではないかと思う。

ただ、緑にはまる人もいれば、青にはまる人もいるし、ぼくみたいに、ターコイズという色にこだわってしまう人もいる。そこは、アイドルで言うと、〇〇担当みたいになるのかしら?

そういう呼び方をするなら、ぼくはタコ担かな(笑)。

閑話休題

さて、こちらのカランダッシュの緑はまた個性的。発色が良くて、気持ちが良い。でも、どこか和な雰囲気も隠し持っている感じ。和と洋を併せ持った緑というのは珍しいので、こインクはかなりユニークなグリーンだと個人的には思っている。