ナガサワオリジナル Kobe INK物語
第30弾 王子チェリー
ピンク色というのは、ぱっと注意を引く色でもある。
ただ、ピンクにもいろいろあって、サーモンピンクのような落ち着いたピンクはそれほど派手でもなく、しっくり目になじむ。
さて、この王子チェリーはどうだろうか。
そんなにこってりとしたピンクというわけでもないけれども、だからといって地味な色とも言えない。その中間的なピンク言って良いのではないだろうか。
実はこの「派手過ぎず、地味過ぎず」色というのは、すごく作るのが難しいような気がする。ちょっとした色の加減で変わってきてしまうこともあるだろうし。
それを調合するのがプロの技と言えるのではないだろうか。
この色は目にも優しい感じもするし、判読もできるので、手帳や日記、手紙など幅広く使える色なのではないだろうか。