HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0975 Ferris Wheel Press ROARING PATINA BLACK

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Ferris Wheel Press

Limited Edition 2022

ROARING PATINA BLACK

【Impression】

ぼくが、このブログをお休みしている間に、実に色々な新しいインクが誕生しました。既存のブランドはもちろんのこと、新しいブランドが誕生したり、日本に上陸したりして、インクコレクターのぼくは、一体どうすれば…と悲鳴をあげていました。

まぁ、基本的にぼくはとりあえず日本で手に入るインクはすべて購入しよう!とは思っているので、例えば、全20色発売となれば、一度に20色買うようにしています。もちろん、仕事も兼ねているので、試筆なんてしません(笑)。

ところが、ものによっては、全色をいっぺんに発売するのではなく、少しずつ発売するブランドもあります。そうなると、今度は自分がどこまで揃えたのかわからなくなってしまうブランドも少なからずあるのです。

今日ご紹介するカナダ発のFerris Wheel Pressもそんなブランドの一つでした。

当初は銀座蔦屋さんのみでの扱いで、初めてそれを知った時は、あまりのボトルの美しさとコンセプトの素晴らしさに狂喜乱舞しました。

その後、日本でも代理店が決まり、比較的いろいろな文具店でも目にするようになりました。そのボトルの可愛さから、インクのことを知らない人たちの間でもその存在を知られるようになったようで、インクマニアとしては嬉しい限り。

ちょこちょこと銀座蔦屋さんで発売されるたびに買い揃えていたのですが、全国的な展開になってからが大変!期間限定で出たり、数量限定での扱いがあったりするので、うっかりすると買い逃してしまうというものもありました。

手持ちのインクをちゃんと記録していないと、何を買ってあり、何を買い逃しているのかということも把握できないほどの量になってきました。

やっと今年に入って自分の手持ちと未所持のインクを整理することができたので、やっとブログでもご紹介できるようになったというわけです。

さて、今日からはそんなFerris Wheel Pressのラメ入りインクを何本かご紹介したいと思います。

まずは2021年限定の「ROARING PATINA BLACK」です。

patinaってなんだろうと思って調べたら、(銅・青銅器などの)古さび,緑青(ろくしよう)という意味や、(家具などの時代がかった)古つや,古色,古趣.という意味があります。

そして、roaringは吠えるとか唸るという意味があるので、直訳すると「吠える古色黒」という意味になります。

なんのこっちゃ?って思わなくもありませんが、どうやらこのインクは1920年代の狂乱の時代へのオマージュ的なインクのようです。パッケージに描かれた建築物もアールデコ調で、そんな世界観がそこに凝縮されています。

なお、全世界で5000本の限定発売なので、どうしても欲しい!という方は早めの入手をおすすめします。店舗によっては SOLD OUT のところもあるようなので!

では、インクの色を見てみましょう。

【グラフィーロ】

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ブラックという名前がついていますが、良く見ると紺色なんですね、これが。

スキャン画像だとわかりにくいかもしれませんが、ラメは濃いめの紅色と、ゴールドが使われています。格調高い感じがまさにアールデコという感じ。

【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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面白いのが、紙によっては青緑色に見えるところ。NOBLE NOTEやロルバーンなどの紙だとかなり青緑に見えるようです。

【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【NEUE GRAY】

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【iroful】

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【ロルバーン】

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【コニーラップ】

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【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】

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#0974 藍濃道具屋 酸柑茶

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藍濃道具屋 

台湾茶コレクション第二弾

酸柑茶

【Impression】

藍濃道具屋は台湾のインクブランドで、日本でもとても人気が高いです。

台湾の風物詩と日本の風物詩はとても似ているところがあり、共感し合えるところも魅力の一つだと思います。

例えば、この台湾茶コレクションも、台湾のお茶は日本人にも大人気ですし、最近では豊富な台湾のお茶葉を取り扱っている通販サイトなども良く見かけます。

ただ、だからといって、それらのすべてが日本人になじみのあるお茶とは限りません。例えば、今日ご紹介する「酸柑茶」もそんな日本人にはあまり知られていないお茶のひとつではないでしょうか。

「酸柑茶」という文字から想像すると、すっぱくてシトラス系のすっきりとした味わいが特徴なのでは?と勝手に妄想してしまいます。

元々「酸柑茶」は客家の人たちの間で漢方として好まれて飲まれていたお茶でしたが、最近では一般的にも飲まれるようになったのだとか。

お砂糖も入れていないのに甘さもあるのだそうで、これもいつか台湾に行きたい時に飲みたいと思っています。

さて、そんな「酸柑茶」をモチーフにしたインクは、明るい茶色。オレンジ寄りの茶色で、一応カテゴリー的には、オレンジと茶色の両方に入れておきたいと思います。

明るくて爽快感もある色なので、手紙などに書くのにも最適なインクと言えるでしょう。

【グラフィーロ】

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【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【NEUE GRAY】

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【iroful】

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【ロルバーン】

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【コニーラップ】

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【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】

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#0973 藍濃道具屋 仙草茶

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藍濃道具屋 

台湾茶コレクション第二弾

仙草茶

【Impression】

台湾のインクブランド藍濃道具屋(レンノンツールバー)の台湾茶コレクションの第二弾です。

仙草といえば、仙草ゼリーで有名ですが、ちょっと独特の味わいのある薬草というイメージ。

良薬口苦しという言葉がありますが、仙草ゼリーはぼくの記憶ではそんなに苦いという感じではなく、ちょっとすっきりとした味わいという印象。記憶が正しければ…。

でも、お茶になるとどうなんでしょう。

仙草とは、やはり漢方でも使われている草で、苦みがあるのが特徴らしくて、仙草茶も苦みがある模様。喉の渇き、暑気払い、解毒などの作用があるのだとか。

インクの色を見ても、まさに黒色で、なんだか体に良さそうだ(美味しそうではないけど)というのがインクの色を見ても感じられます。

紙によっては、真っ黒というよりも少し茶色がかっているのがわかります。それがこのインクの特徴でしょう。

【グラフィーロ】

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【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【NEUE GRAY】

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【iroful】

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【ロルバーン】

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【コニーラップ】

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【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】

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#0972 藍濃道具屋 凍頂烏龍茶

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藍濃道具屋 

台湾茶コレクション第二弾

凍頂烏龍茶

【Impression】

凍頂烏龍茶は、日本でも知名度の高い烏龍茶の一種だと思います。台湾のお土産として選ばれることも多いですし、比較的日本でも入手しやすい中国茶です。

一般的な中国茶と比べると緑茶的な味わいが特徴で、甘味があります。

お茶の色はちょっと緑がかった色で、インクにもその緑が反映されています。

インク見本を作りながら、急に凍頂烏龍茶を飲みたくなってしまいました。そんな魅惑的な色です。

【グラフィーロ】

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【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【NEUE GRAY】

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【iroful】

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【ロルバーン】

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【コニーラップ】

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【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】

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#0971 藍濃道具屋 鐵觀音

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藍濃道具屋 

台湾茶コレクション第一弾

鐵觀音

【Impression】

鉄観音は日本でもポピュラーな中国茶の一種ですよね。ぼくも何度か飲んだことがあります。お土産でもらうことも多いお茶でもあります。

台湾の鉄観音茶は、主に木柵という地域の鉄観音が有名らしく、木柵鐵觀音茶は台湾を代表する台湾四大銘茶としても有名なようです。

インクの色を見ると、かなり緑がかっているので、緑茶なの?って思ってしまいますが、鐵觀音は半発酵茶で、茶葉は濃い色なのですが、お湯を注ぐと緑がかった黄色のお茶になります。

そんなフレッシュな香りを楽しめるお茶をイメージしているものと思われます。

【グラフィーロ】

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【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【NEUE GRAY】

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【iroful】

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【ロルバーン】

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【コニーラップ】

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【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】

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#0970 藍濃道具屋 日月潭紅茶

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藍濃道具屋 

台湾茶コレクション第一弾

日月潭紅茶

【Impression】

台湾茶コレクションの第一弾の中の1色です。

日月潭は台湾で一番大きな湖で、万年筆好きの方だったらこの湖をモチーフにしたAURORAの万年筆をお持ちの方もいらっしゃると思います。そんな風光明媚な日月潭は紅茶の産地としても知られているのだとか。

シナモンのような甘い香りと黒蜜のような甘さが特徴的だとのことで、これもいつか飲んでみたいなぁと思っています。

台湾は日本と同様にお茶文化が盛んなので、遊びに行く楽しみがありますよね。コロナでなかなか行けないので、せめて日本で楽しめるようだったら楽しみたいなと思っています。

このインクを入れた万年筆を持って、台湾茶を飲みながら、ゆったりとした手帳タイムを過ごすのがささやかな夢であります。(最近ちょっと精神的に余裕がなくて、なかなかそういう時間が持てていないので、余計にそう思ってしまう!)

さて、インクの方はというと、確かに紅茶の色。こちらは明るめの茶色なので、茶葉というよりも飲み物の紅茶の色という感じがしますね。

【グラフィーロ】

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【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【NEUE GRAY】

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【iroful】

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【ロルバーン】

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【コニーラップ】

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【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】

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#0969 藍濃道具屋 包種

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藍濃道具屋

台湾茶コレクション第一弾

包種

 

【Impression】

台湾のブランド、藍濃道具屋の台湾茶をモチーフにしたコレクションのうちの第一弾。今のところ全部で第二弾、六本が作られています。

この包種というのは、台湾四台銘茶のひとつで、台北県文山地区で作られています。ウーロン茶系の中では軽い発酵なので、比較的飲みやすいようです。

ぼくは二度台湾に行っているのですが、残念ながらお茶を飲む機会に恵まれず、次回行った時にはぜひ台湾のお茶文化にも触れたいなぁと思っています。

さて、インクの方はというと、かなり濃いめの緑です。細字で書いたら、黒?って思うかもしれませんが、濃淡が出ると、うっすらと深い苔色が出てきて、そこがとても面白いのではないでしょうか。

【グラフィーロ】

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【MDペーパー】

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【NOBLE NOTE】

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【コスモエアライト】

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【A.Silky(紳士なノート)】

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【バンクペーパー高砂プレミアム】

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【トモエリバー】

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【フールス紙】

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【ニーモシネ】

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【ロルバーン】

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