Ferris Wheel Press
Limited Edition 2022
ROARING PATINA BLACK
【Impression】
ぼくが、このブログをお休みしている間に、実に色々な新しいインクが誕生しました。既存のブランドはもちろんのこと、新しいブランドが誕生したり、日本に上陸したりして、インクコレクターのぼくは、一体どうすれば…と悲鳴をあげていました。
まぁ、基本的にぼくはとりあえず日本で手に入るインクはすべて購入しよう!とは思っているので、例えば、全20色発売となれば、一度に20色買うようにしています。もちろん、仕事も兼ねているので、試筆なんてしません(笑)。
ところが、ものによっては、全色をいっぺんに発売するのではなく、少しずつ発売するブランドもあります。そうなると、今度は自分がどこまで揃えたのかわからなくなってしまうブランドも少なからずあるのです。
今日ご紹介するカナダ発のFerris Wheel Pressもそんなブランドの一つでした。
当初は銀座蔦屋さんのみでの扱いで、初めてそれを知った時は、あまりのボトルの美しさとコンセプトの素晴らしさに狂喜乱舞しました。
その後、日本でも代理店が決まり、比較的いろいろな文具店でも目にするようになりました。そのボトルの可愛さから、インクのことを知らない人たちの間でもその存在を知られるようになったようで、インクマニアとしては嬉しい限り。
ちょこちょこと銀座蔦屋さんで発売されるたびに買い揃えていたのですが、全国的な展開になってからが大変!期間限定で出たり、数量限定での扱いがあったりするので、うっかりすると買い逃してしまうというものもありました。
手持ちのインクをちゃんと記録していないと、何を買ってあり、何を買い逃しているのかということも把握できないほどの量になってきました。
やっと今年に入って自分の手持ちと未所持のインクを整理することができたので、やっとブログでもご紹介できるようになったというわけです。
さて、今日からはそんなFerris Wheel Pressのラメ入りインクを何本かご紹介したいと思います。
まずは2021年限定の「ROARING PATINA BLACK」です。
patinaってなんだろうと思って調べたら、(銅・青銅器などの)古さび,緑青(ろくしよう)という意味や、(家具などの時代がかった)古つや,古色,古趣.という意味があります。
そして、roaringは吠えるとか唸るという意味があるので、直訳すると「吠える古色黒」という意味になります。
なんのこっちゃ?って思わなくもありませんが、どうやらこのインクは1920年代の狂乱の時代へのオマージュ的なインクのようです。パッケージに描かれた建築物もアールデコ調で、そんな世界観がそこに凝縮されています。
なお、全世界で5000本の限定発売なので、どうしても欲しい!という方は早めの入手をおすすめします。店舗によっては SOLD OUT のところもあるようなので!
では、インクの色を見てみましょう。
【グラフィーロ】
ブラックという名前がついていますが、良く見ると紺色なんですね、これが。
スキャン画像だとわかりにくいかもしれませんが、ラメは濃いめの紅色と、ゴールドが使われています。格調高い感じがまさにアールデコという感じ。
【MDペーパー】
【NOBLE NOTE】
面白いのが、紙によっては青緑色に見えるところ。NOBLE NOTEやロルバーンなどの紙だとかなり青緑に見えるようです。
【コスモエアライト】
【A.Silky(紳士なノート)】
【バンクペーパー高砂プレミアム】
【トモエリバー】
【フールス紙】
【ニーモシネ】
【NEUE GRAY】
【iroful】
【ロルバーン】
【コニーラップ】
【コニーラップ(KEN'S NIGHT)】