MONTBLANC
James Dean Rebel Red
ジェームズディーンっていうと、何となくデニムジーンズの似合う男、というイメージなんだけど、このレッドはおそらく彼の来ていたジャケットに由来するんじゃないかな。あまり詳しくないので断定できないんだけど。
でも、レッドというよりも、オレンジという感じで、でも、ピカピカ派手派手のオレンジじゃなくて、ちょっと落ち着いた感じもしてそこがなかなか良いのではないかって思うのです。
MONTBLANC
Hamage to R.Kipling Jungle
毎年モンブランから発売される小説家シリーズの最新バージョン。
キプリングは、ジャングルブックを書いた児童小説家。ぼくも昔読んだ記憶があるんだけど、いつの間にか児童文学から遠ざかってしまったので、かすかにしか覚えていない。
さて、作家シリーズの最後に、サブタイトルがいつもつけられているのが、作家シリーズの特徴なんだけど、今回はやはり作品がすぐにわかるタイトルがついていて、色もそれに合わせたグリーン。
ジャングルのグリーンってもっと濃いのかと思ったけど、意外にもマット感というかウェットな感じがして、なかなか良い感じですね。
うっそうとした湿度の高い密林のグリーンという感じでしょうか。これはかなりナウい感じです。最近こういう淡い微妙な色が流行りみたいなので。
がんがん使っていきたいです。
MONTBLANC
TURQUOISE
今年、モンブランから出たブルーシリーズの中の1本。実はターコイズは以前、定番インクとしてモンブランから出ていたんだけど、その時のターコイズとはまったく違う色味で、これはこれでとても美しい。清涼感溢れるソーダ色とでも言いましょうか。しかも、ブルーよりではなく、明らかにグリーンよりなのもまた面白いと思うのです。
ただ、非常に判読性は低いと思われるので、太字とかで使った方が良いかもしれない。あるいはイラストなどの線で使うと、柔らかいタッチが出やすい色でもあります。
まだ暑い日が続くから、こういうインクで残暑を乗り切りたいですよね。
MONTBLANC
EGYPTIAN BLUE
エジプシャンブルーという名前は聞いたことがあるようなないような、そんな感じなのですが、調べてみたら、色名としてあるんですね。
Wikipediaによると、カルシウム銅ケイ酸塩の顔料のことで、1809年ぐらいから使われた色の名前なのだとか。緑がかった薄い青のことを指すみたいなんだけど、Wikipediaに乗っている写真と比べると、こちらのエジプシャンブルーはかなり鮮やか。
まさにターコイズブルーという感じでさわやかな印象。そこがまたたまらない。
夏の朝の空という感じでしょうか。まぁ、ターコイズブルー系の中ではオーソドックスな色ではあるけれども、ターコイズ好きは抑えておいた方が良い一本です。
ちょっとセーラーの雪明りっぽいかも。
MONTBLANC
LAPIS LAZULI
夏に合わせていきなり一気に発売となったモンブランのブルーシリーズの中の1本。
濃いめのターコイズブルーなんだけど、ラピスラズリって、もっと深みのあるブルーじゃなかったっけ?こういう色のラピスラズリもあるのかしら?
それとも、色のイメージだとこういう明るい感じの色になるのかしら?
明るいといっても、薄い色ではなく、濃い目ブルーの明るいバージョンという感じでしょうか。
この色をぱっと見て、ぼくはKobe INK物語の「塩屋ブルー」を思い出してしまいました。
並べてみたら、ちょっと違うのかもしれないけど、傾向としては似ていると思うのです。
そして、もちろん、武田好みの色でもあります!
MONTBLANC
CHINESE BLUE
たまに、海外のサイトを見ていると、色名で「China Blue」とか「Chinese Blue」という文字をみかける。これは色名のことだと思われ、実際に色のサイトを見てみると「China Blue」はこのインクよりも、もっと濃い群青色だ。
しかし、モンブランのチャイニーズブルーというのは、実に淡い色。
少しグレーがかっているけれども、青みが強い。そこが面白い。
そして、大人っぽい雰囲気もあるし、他にはあまりない色でもあるので、ぼくはもう一本予備のインクを買ってしまったほど。これも青好きの心をくすぐってくれる色といえるだろう。
MONTBLANC
MAYA BLUE
今年、モンブランからとんでもない数のインクが出るということは聞いていたし、それが青系インクみたいだという話も割と早い段階から知っていた。
ただ、それがいつ日本で発売になるのか、というのは知らされていなくて、銀座のモンブランブティックに行くたびに(いずれも今年発売のインクを買う際)、スタッフにずっと尋ねていたものの、スタッフすらいつ日本に入荷するのか直前になるまで知らされていないという。
しかも、倉庫と店舗との連携もあるので、場合によってはネット販売の方が早く手に入るということもあるらしい。
そこで、ぼくはどうしてもこの青系インクについては欲しかったので、お店の方に頼んで入荷したら連絡してもらうように手配を頼んだ。
こういう時都内に住んでいると本当に便利だ。電話があって、その日時間があったら、すぐにでも確かめに行けるのだから。
そして、ようやく7月に入ってからブルー系インクが出たという連絡をもらい、意気揚々とモンブランブティックに出かけたのです。
そして、まっさきにぼくが欲しい!と思ったのがこの「MAYA BLUE」。
もうね、とにかく有無を言わさないほどの美しさだと思う。
青緑系好きは絶対に抑えなくてはいけないくらいの美しさ。
ブルーシリーズは何本か今回出たのだけれども、この色が一番ぼく好みだ。青にかなりの緑が入った感じで、書いているとそれだけで気分が上がる!
ぼくは呼びにもう一本購入してしまったほど気に入ったのだ。定番化してほしいくらいだ!MONBLANCさん、よろしくお願いします!