HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0838 KINGDOM NOTE 京野菜 伏見はなな

f:id:happyinkdays:20190722042856j:plain

f:id:happyinkdays:20190722042849j:plain

KINGDOM NOTE 京野菜

伏見はなな

最初、ぼくは京都でバナナが育つのか!?うん、でも確かにバナナ色!あれ?そもそも、バナナって野菜だっけ?大丈夫か?王国!?などとアホな連想をしてしまいました。ごめんなさい。

はななとは、花菜と書き、春を呼ぶ野菜として知られているようです。京都府のHPによると「元々は切り花用として栽培されていた伏見寒咲きなたねの蕾を食用にしたもの」とされています。東京ではあまりみかけないけど、京都では一般的なのかしら?

それにしても、このインクも判読性低いです。ラインマーカーとかワンポイント、イラストで使う感じかなぁ。

 

 

#0837 KINGDOM NOTE 京野菜 白子たけのこ

f:id:happyinkdays:20190722042833j:plain

f:id:happyinkdays:20190722042827j:plain

KINGDOM NOTE 京野菜

白子たけのこ

野菜だから、仕方ないのかもしれないけど、薄い!とにかく色が薄い!字を書こうとすると、何を書いているのかわからないくらいに薄い。乾くと、書きたてよりも色が定着して見えてくるので、スキャニングした画像よりも少しは濃くなるけど、それでも薄い。

でも、こういう薄い色には薄い色なりの使い方がある。それは、あまり他の人に見られたくないような文を大勢の人たちの間で書く時に有効だということ。自分だけがあとでちゃんと読めれば良いので、その場で書く時は、相手や周りの人にはわからないように書くことができる。

ただ、問題なのは、自分が何を書いているのかがわからなくなること。でも、色そのものはとても温かみのある良い色なので、どうしても使いたいという人はイラストなどで使うと良いのかもしれない。

#0836 KINGDOM NOTE 京野菜シリーズ 桃山みょうが

f:id:happyinkdays:20190722042817j:plain

f:id:happyinkdays:20190722042809j:plain

KINGDOM NOTE 京野菜

桃山みょうが

基本的に野菜はなんでも好きなんだけど、どうしても食べられないものがある。それがみょうがとパクチーだ。みょうがは、あのしゃきしゃきした触感はとてもそそられるんだけど、味というか、香りというか、苦みばしったところがどうにも受け入れることができず、ついつい避けてしまう。

でも、このインクの色を見てたら桃山みょうがだったら食べられるんじゃないか?と錯覚してしまうくらいにこの色は素敵だと思う。

少し影のある、淡いピンク。なんか、ちょっと心惹かれません?

#0835 NATAMI 伽羅

f:id:happyinkdays:20190719200923j:plain

f:id:happyinkdays:20190719200912j:plain

NATAMI

伽羅

中国でしか発売されていないのに、注意書きが日本語だったり、日本の住所が書いてあったりと、謎だらけの万年筆インク。

さて、今日ご紹介するこの「伽羅」も好きな人多いんじゃないかなぁ。ぼくも好きです。こういう微妙な色合い。

何となく、色彩雫の中の霧雨に似たような雰囲気かなぁ。とても良い感じです。温かみがあるけれども、水気が少ない感じで、そこが良い。

 

#0834 NATAMI 藤紫

f:id:happyinkdays:20190719200900j:plain

f:id:happyinkdays:20190719200851j:plain

NATAMI

藤紫

昨日も書いたけど、このNATAMIというシリーズは、最近の日本のインク沼の人たちにとってドンピシャの色が多いんじゃないだろうか。とにかく微妙な淡さが見事に出ている。この藤紫にしても、うっすらとブルーを感じさせる紫で、その濃淡の具合がなんともたまんないのです。

スキャナーだとちょっとわかりにくいんだけど、色を水筆で伸ばすと、うっすらと青い色が分離して入っているのがわかる。もちろん、それは文字にすると出てくる可能性は低いんだけど、濃淡が出るような万年筆だと、そのあたりのニュアンスが少しだけ感じられるかもしれない。非常に良い色で、中国だけでしか手に入らないというのがなんとも残念。

 

 

#0833 NATAMI 蘇芳

f:id:happyinkdays:20190719200841j:plain

f:id:happyinkdays:20190719200831j:plain

NATAMI

蘇芳

 

「蘇芳」と書いて日本語では「すおう」と呼ぶらしい。そして、これは色の名前で、くすんだ赤とされている。このインクを見る限り、くすんでいるというよりも、むしろ明るめで、淡い感じがする。そして、このNATAMIのインクって、こういうどちらかというと淡い感じの色が多く、最近の日本のインク沼の人たちには人気が出るんじゃないかという気がする。

これも、赤の中でも非常に微妙な赤さで、そこがたまらないのであります。一般的に発売されれば良いのになぁと思う。

#0832 NATAMI 墨茶

f:id:happyinkdays:20190709120227j:plain

f:id:happyinkdays:20190709120212j:plain

NATAMI

墨茶

墨茶という名前から、もう少し茶色っぽい色を想像していたんだけど、全然茶色じゃなくて、ブルーブラックを薄めた感じ。むしろ灰色っぽい。でも、色そのものはとても良い色。冬将軍を薄めたような、そんな感じかなぁ。ブルー寄りのグレーなので、爽やかさの中に温かさも感じるし。こういう色、ぼくはとても好きなのであります。