HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0731 PILOT 七福神 布袋尊

f:id:happyinkdays:20190404051627j:plain

f:id:happyinkdays:20190401231922j:plain

f:id:happyinkdays:20190401231921j:plain

PILOT 100th Anniversary Limited Edition

七福神 布袋尊

 

いよいよ今日から4月ですね。

そして、このブログも3年目に突入いたしました。

今後とも、ごひいきの程、よろしくお願いいたします。

今年はすでに神戸でイベントを行ったのですが、5月、6月、7月と三か月連続でみなさんをアッと驚かせるような仕掛けをしてまいりますので、どうぞお楽しみに。そうそう、ぼくがプロデュースした万年筆やインクも続々登場するので、そちらもチェックをお忘れなく!

ということで、先週に引き続き、今週もパイロットさんのインクのご紹介です。

今週は先日発売となった100周年(おめでとうございます!)記念のインクのご紹介。今回のシリーズは七福神がモチーフになっていて、同じシリーズで万年筆も登場しました。

さて、こちらの布袋尊、細字で書くと黒に見えるけど、じっくりと見ると、微妙に緑がかっていることがわかります。そこがこのインクの魅力なのではないでしょうか。黒なのか、緑なのかわからないところに魅力があると思います。濃淡によって色が何となくわかるっていうところも、万年筆インクならではなのではないかと思っています。

 

#0730 PILOT 色彩雫 竹林

f:id:happyinkdays:20190320221717j:plain

f:id:happyinkdays:20190320221718j:plain

PILOT iroshizuku chiku-rin

パイロット 色彩雫 竹林

 

色彩雫の良いところは、やはりどの色も和がモチーフなので、比較的優しめの色が多いというところ。もちろん、躑躅のようにパキッとした色もあるんだけれども、だいたいの色がフンワリしたヴェールに包まれているような感じがして、そこが実にジャパニーズだなぁって思うのであります。

この竹林もまさにジャパニーズな感じの色。いわゆる鶯色と呼ばれるようなモスグリーンではなく、もっと鮮やかで、すっきりとした黄色がかった緑という感じでしょうか。

スキャンだとかなり蛍光色っぽく見えてしまいますが、実際はもっと落ち着いたトーンですので判読性も高く、安心して使えます。

 

 

 

#0729 PILOT 色彩雫 紫式部

f:id:happyinkdays:20190320221715j:plain

f:id:happyinkdays:20190320221716j:plain

PILOT iroshizuku murasaki-shikibu

パイロット 色彩雫 紫式部

パイロットの色彩雫は、日本の風物をモチーフにしているのですが、これは風物というよりも、人物の名前からのイメージではないかと思われます。紫式部という名前がぴったりのド紫。直球すぎて、逆に物足りなさを感じてしまうほど。でも、良く見ると、和っぽいイメージもちゃんと残っているというか、そういう感じでも作られているので、これはこれですごいなって思います。

 

 

#0728 PILOT 色彩雫 躑躅

f:id:happyinkdays:20190320221713j:plain

f:id:happyinkdays:20190320221714j:plain

PILOT iroshizuku tsutsuji

パイロット 色彩雫 躑躅

 

躑躅って、何となくぼくの中では派手だけど存在が地味な花、という印象。色的には、例えばブーゲンビリアとか、そういう南国系のピンク色なんだけど、花の形のせいなのか、それとも葉っぱのつきかたのせいなのか、どことなくこう、目立たない感じがするのです。もちろん、色そのものは華やかで良いのですが。

で、このインクはその色を再現しているということなんだけど、ぼくの記憶の中の躑躅って、もう少しこうくすんだピンクという感じがする。色は濃いめなんだけど、ちょっともやがかかっているというか。

でも、このインクは実物の躑躅よりも、もっとクリアで自己主張しているような感じ。こんな派手派手しかったでしたっけ?みたいに首をかしげてしまう。

色そのものはパキッとしたピンクで嫌いじゃないんですけどね。

 

#0727 PILOT 色彩雫 深緑

f:id:happyinkdays:20190320221711j:plain

f:id:happyinkdays:20190320221712j:plain

PILOT iroshizuku  shin-ryoku

パイロット 色彩雫 深緑

 

これがね、ちょっと良くわからない。ぼくの勝手な最初の印象では、非常にオーソドックスな深みのある緑という記憶だったの。ところが、この見本を作ってみたら、うっすら青みがかってません?色として非常にぼく好みなんだけど、それは経年変化によるものなのだろうか?って思ってしまう。

今度ミニボトルで新しいのを買って比較してみるというのも良いかもしれないけど。

でも、他のインクと同様、きちんと箱に入れてさらにケースに入れて保管していたんだけどなぁ。ま、いずれにせよ、良い色であるこは間違いないので、これからもがんがん使おうと思っていますけどね。

#0726 PILOT 色彩雫 朝顔

 

f:id:happyinkdays:20190320221709j:plain

f:id:happyinkdays:20190320221710j:plain

PILOT iroshizuku asa-gao

パイロット 色彩雫 朝顔

 

パイロットの色彩雫は、日本の四季や日本的なものをモチーフにした色展開で海外でもすごい人気があると聞いたことがあります。

この朝顔もまた、日本の夏のとして有名で、そんな朝顔を彷彿とするような明るい青です。あざやかで、爽やかで、すっきりとした印象。子どもの頃、学校の課題で朝顔を育てた記憶があるのですが、その時の空気のようなものを思い出させてくれる色でもあります。普段使いだと、ロイヤルブルーの代用で使えそうですよね。

 

 

#0725 YARD-O-LED BLUE/BLACK

f:id:happyinkdays:20190320221707j:plain

f:id:happyinkdays:20190320221708j:plain

YARD-O-LED

BLUE/BLACK

 

もうね、本当に止めて欲しい。こういうの。ターコイズ系のインクとか、青系のインクというのは、ある程度名前から覚悟できるので、インクを見た時のドキドキとかワクワクには余裕がある。「よしよし、名前負けしていない、良いインクだ。でかしたぞ!」とインクに向かってほめてつかわす余裕すらある。

ところが、名前から想像できないインクで、いきなり自分好みのインクが出てくると、心の準備ができていないから、「ぎゃーーーっ!」と叫んでしばらくは悶絶するという感じになってしまう。

実は、いわゆるブルーブラックと呼ばれるインクにその率が高いような気がする。

もちろん、ぼくはブルーブラックという色そのものにも魅力を感じるんだけど、時々、例えばこのヤードのブルーブラックみたいに、緑がうっすらと入ったようなブルーブラックがあるのである。そうなると、もうほめてつかわす心の余裕なんてないんである。悶絶したまま終わるというか。

ちょっと、それって反則じゃありません?って担当者を捕まえて、小一時間ほど説教したくなるんですよ。

これは、本当に素敵なブルーブラック。これからも大事に使っていきたいなぁ。