YARD-O-LED
JET BLACK
ジェットブラックというネーミングの黒インクは他にも見かけるんだけど、ぼくの中での勝手なイメージとして、ジェットのブラックなんだから、真っ黒、深々とどこまでも黒いという感じの色なんじゃないかって身構えてしまう。
ところが、例えば、このヤードのジェットブラックを見てみると、黒々とした黒ではない。むしろグレーが少し入ったような黒なんですね。ぼくの認識が間違っているのだろうか?というようなことを色々と考えてしまうのであります。
YARD-O-LED
JET BLACK
ジェットブラックというネーミングの黒インクは他にも見かけるんだけど、ぼくの中での勝手なイメージとして、ジェットのブラックなんだから、真っ黒、深々とどこまでも黒いという感じの色なんじゃないかって身構えてしまう。
ところが、例えば、このヤードのジェットブラックを見てみると、黒々とした黒ではない。むしろグレーが少し入ったような黒なんですね。ぼくの認識が間違っているのだろうか?というようなことを色々と考えてしまうのであります。
YARD-O-LED
BLUE
今年の新年筆は人生初のYARD-O-LEDのポケットサイズだったのだが、やはり、お値段的にもかなり高価で、なかなかの思い切りが必要だった。その点、インクの方は1600円と比較的お求めやすい価格なので、ヤードが欲しいけど、すぐに万年筆は買えないなぁという方は、最初はボトルインクを使って軸をお迎えするのを楽しみに待つ、というのも良いかもしれない。
こちらはブルーなんだけど、ロイヤルブルーというほどかしこまった感じではなく、かなり鮮やかで明るめ。ヤードっぽくないというか。ポップな印象すらある。そこが意外で面白いのではないだろうか。
YARD-O-LED
SEPIA
これが実に謎のインク。
実物を見たのは、昨年銀座伊東屋で行われたink!ink!ink!のイベントで。
その時にYARD-O-LEDのコーナーに4色のボトルが置かれていた。で、ぼくが趣味の文具箱で確認した時、確かYARD-O-LEDは3色だったのを何となく覚えていたので、おかしいな、と思ったのです。もう一度売り場にあった趣味文を確認しても、やはりYARD-O-LEDのインクはブルー、ブルーブラック、ジェットブラックの3色のみ。これはひょっとしたら廃盤商品なのかもしれないと思い、とりあえず在庫が1本だけだったので、購入したのです。
そして、過去のカタログなどを確認しても、どうやら日本ではこのSEPIAの取り扱いがない模様。なのに、なぜ、これだけが伊東屋にあったのか…。本当に謎。
でも、まぁ、そういうレアなインクを手に入れることができて良かったといえば良かったのですが。
色そのものは、かなり明るめの茶色。黄色に近い感じでしょうか。でもそこがセピアという感じもして、なかなか良い色だと思う。秋から冬に使いたいかな。
MARUZEN ×SAILOR
VOYAGE
丸善の150周年を記念して作られた万年筆に付属のインク。
インクのために万年筆を買うことになったんだけど、昨日までご紹介していた万年筆よりもはるかに高額だったため、かなり悩んだ。でも、万年筆は今まで持っていなかったマイカルタだし、何よりもぼくの大好きな海モチーフだからお迎えすることになった。
でも、それで大正解だった。
万年筆も木軸で天冠なども凝っていて、本当に素晴らしいんだけど、やっぱりこのインクがすごく良いのです。
これ、青緑好きにはたまらない色だと思いませんか?こういう色がね、やっぱりぼくは好きなのよ。深みのある青緑。単なるターコイズとは違って、どこかこう奥深いんだよねぇ。なんなんだろう。こういう色の魅力って。影があるターコイズグリーン?という感じでしょうか。
大事に、大事に。でも大胆に使いたい。
そして、この木軸にはこのインクしか入れない。さらにはこのために作られた革の一本挿しのみで使おう!と決心したくらいコンセプトから色から軸まですべてが気に入ったのでした。
ツバメノート×SAILOR
TSUBAME INK こきはなだ
昨年の文具女子博で先行発売されたツバメノートとセーラー万年筆とのコラボ限定インク。とにかく、この色、素敵じゃないですか?限定にするにはもったいないくらいの美しいブルー。
PLUSとコラボレーションしたNavyと比較すると、こちらのほうが若干緑がかっている気がする。同じ青色でもこんなに印象が違ってくるのかとびっくりしてしまうほど。細字で書いても、緑寄りとわかるくらいの色味がなかなか良くて、限定なのにヘビロテしそうで怖い。
PLUS&SAILOR
Purple
プラスとセーラーのコラボ企画は3色展開で、こちらはパープル。紫のようなピンクのような濃い色。これさえあればすぐに万年筆を使うことができるし、ノートにも書けるので、入門者には最適のアイテム。それだけではなく、色そのものがインク、万年筆、ノートの表紙とすべて統一されていて、どれもきれいな発色なので、ノートフリークにも、万年筆フリークにも喜ばれるのではないだろうか。
ただ一つだけ残念なのが、ネーミング。Pink、Navy、Purpleと単純な色名しかついていない。せっかくボトルインクにイラストが描かれているんだから、せめて
「Sakura Pink」「Fujiyama Navy」「Orizuru Purple」のような名前をつけて欲しかった!
さて、このパープルはかなり赤みの強いパープルで、かちとした感じ。濃厚というか。薄い紫じゃないところが、逆に新鮮かも。