HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0213 DE ATRAMENTIS Dante Alighieri

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DE ATRAMENTIS Dante Alighieri

ドクターヤンセン ダンテ

 

ドクターヤンセンの偉人シリーズ。ダンテは「神曲」しか知らず、しかも読んでない(汗)。タイトルだけは知っているけれども、詳しくは知らないのです。

だから、この色のどこがどう「ダンテ」なのか解説できなくてごめんなさい。

もう少し勉強しなくてはいけませんね。

色そのものは、赤です。ピンクに近いはっきりとした明るい感じの赤。

なので、これでびっちり日記を書いたり、手紙を書いたりするのは、読むときにきついかもしれません。

目立つ色ではあるので、アクセント的に使うのにちょうど良いでしょう。

#0212 KWZ INK 冬葵(IGターコイズ)

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KWZ INK 冬葵

カウゼットインク IGターコイズ

 

今年(2017年)の1月に台湾に行った時に購入したインク。その頃はまだ日本に輸入されていなくて詳細がわからなかったのですが、その後、日本の代理店さんが扱うようになり、手に入れやすくなりました。

ポーランドの科学者が作ったというインクで、発売が開始されたのは2015年からとのこと。

こちらのインクは没食子インクで、紙に書いたインクが空気に触れることによって、色が定着するというもの。かなり濃い色になりますが、しっかりとしたターコイズ色です。台湾では「冬葵」というネーミングで売られていますが、まさにその名前にぴったりです。そして、こういうネーミングセンスはなかなか良いのではないかと思うのです。

日本では単純にIGターコイズって呼ばれているけれども、「冬葵」の方が風情があって良いじゃないですか。でも、本国と参照するときに「これのもともとの名前はなんだっけ?」ってなり、商品番号と照らし合わせなくてはならないのが面倒ではありますが。

ともあれ、この色はとても良い色なので(没食子だから使える万年筆は限られてしまうけれども)、いろんな場面で使いたいなぁと思っています。

#0211 DIAMINE Flamingo Pink

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DIAMINE Flamingo Pink

ダイアミン フラミンゴピンク

 

フラミンゴって本当に不思議な動物(鳥類なのかな?)だと思う。

まず、あの色が面白い。面白いと思いません?あのピンク色。

さらに、あの細くて長い脚、長い首。たわたな感じのピンクの羽。なんともフォトジェニックなフォルムじゃないですか。だから、ぼくはフラミンゴ柄っていうのがすごく好きなんです。

このフラミンゴピンクも、ネーミングからして面白いし、いったいどんな色なのかしら?って思ってします。

スキャニングするとわかりにくいかもしれませんが、実際にはもう少し淡い感じのピンクです。フラミンゴっていうと濃いピンクっていうイメージもありますが、実際にはサーモンピンクなんですよね。

なので、比較的このピンクは再現性が高いのではないかと思います。

大人かわいい色っていう感じでしょうか。

 

 

 

#0210 PILOT 色彩雫 江戸の粋 深川鼠

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PILOT iroshizuku Tokyo Limite Edition Fukagawa-nezu

パイロット 色彩雫 江戸の粋 深川鼠

 

インク沼の住民にも大人気のパイロットの色彩雫シリーズ。

ぼくがインク沼に片足を突っ込んだ2010年ごろから発売が開始されたと思うのですが、この東京限定インクはその頃に数量限定で発売されたようです。

その時は、まだぼくはそんなにインクのことは詳しくなかったので、まさか限定でインクが出るなんて思ってもいなかったので、その存在すら知りませんでした。

その限定インクがあったことを知った頃には当然完売した状況で、ぼくにとっては幻のインクとなったのです。

しかし、昨年、このインクが復刻するということで、また数量限定で発売され、ぼくは先行発売された伊東屋さんに駆け込んで、無事に手に入れることができたのでした。

 

さて、この深川鼠は、美しいグレーです。ちょっと青みがかっているところが大きな特徴で、そこが和風でもあります。これは普段使いすることもできるし、他にあまりみかけないユニークな色なので、ヘビーに使いたいところ。

 

これはストックでもう一本持っていても良いかなと思えるほどお気に入りのインクです。色味的に、冬に使うのも良いかもしれませんね。

#0209 ROHRER & KLINGNER Sepia

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ROHRER & KLINGNER Sepia

ローラー&クライナー セピア

 

セピアという色もなかなか面白い。人によって解釈が全然違うから。セピアそのものは、例えばターコイズのように二つの色の掛け合わせ、というわけではないと思うのだが、同じセピアという名前でも、こんなに表情が違うのか!と驚くことがある。

そして、このROHRER&KLINGNERのセピアもそういう変わり種セピアのひとつなのではないかと思う。

セピアというと、ついつい茶色っぽい色をイメージしてしまうし、実際に他のブランドのセピアというのは、かなり茶色に近い感じがする。しかし、このセピアは書いてびっくり、意外にも焦げているのである。

茶色というよりも、墨のような焦げたセピアという感じがする。

そして、ちょっとグリーンがかかっているところもこのセピアの面白いところ。

これは、これからの季節にもちょうど良いのではないかと思うのですが。

#0208 Pent 彩時記 秋景(しゅうけい)

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ペンハウスオリジナル Pent 彩時記 

秋景(しゅうけい)

 

大阪のネット専門の文具店、ペンハウスさんから、待望のオリジナルインクが発売されました。その名も「彩時記」。うーむ、すでにパイロットさんやセーラーさんでやっているようなコンセプトをなんでまたここで踏襲しちゃうか!?と思うのですが、ペントさんスタッフの皆さんの思い入れのあるのがたまたま既存のものと重なってしまったのかもしれません。

さて、こちらの色はオレンジ色です。やはり秋といえば、この色ですよね。ついついセーラーさんの金木犀と比べてしまうのですが、金木犀よりももう少しオレンジがはっきりしています。紅葉と一言で言っても、濃い赤から明るいオレンジまで様々なグラデーションを描いていて、そこが紅葉の面白いところでもあります。この秋景は、紅葉の中でも日の当たっている場所の葉の色のような感じがします。

#0207 MONTE VERDE BLUE/BLACK

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MONTE VERDE BLUE/BLACK

モンテヴェルデ ブルーブラック

 

モンテヴェルデは、アメリカ本国では、比較的インクの数が多かったのですが、当初二本に輸入されたのは、3本ぐらいしかありませんでした。

で、なんと、モンテベルデのターコイズは日本には入ってこなかったのです。それを知ったぼくは、輸入代行の方にお聞きしたところ、日本ではオーソドックスな色しか売れないという判断で輸入しなかったのだとか。

ところが、去年ぐらいから、本国でもモンテヴェルデの色数がぐっと増え、それに伴い、日本では様々な色が入ってくるようになりました。

さて、こちらのインクは最初からあるシリーズの色です。オーソドックスなブルーブラックなのですが、かなり黒に近いブルーブラックで、そこが他のブランドとはちょっと様子が違っていて面白いのではないかと思います。

くっきりとした色なので、フォーマルな場で一番映えるのではないでしょうか。特にこの濃さだと、オールマイティに使うことができるような気がします。

モンテヴェルデのこの大きさのボックスは、くりぬき型になっていて、そこから色が見えるというのが面白いですね。