明石文昭堂 別府ビューシリーズ
扇山グリーン
フォロワーさんの車に乗ったり、タクシーに乗ったりして良くわかったことなのだが、別府というのは、起伏に富んだ面白い土地で、さらにそこに無数の温泉があるところが魅力なんだなというのが良くわかる。
地形的にいうと、長崎や神戸も似ていて、それらの街に温泉があるような感じがした。
さらに別府というのは、街全体が、郷土愛にあふれていて、別府の街を良くしよう、もっといろんな人に知ってもらおうという空気に満ちあふれているんだなということが今回の滞在でよくわかった。
そんな別府のご当地インクのひとつがこの扇山グリーン。
ネットなどで調べるとすぐわかると思うのだが、電車で別府に入ってくると、まっさきに目に飛び込んでくる山がなんとも不思議。
山の中腹部分がまるで扇を逆さにしたように草原が広がっているのである。もともとこの山の正式名称は大平山。
この山は、日本山岳会東九州支部が選定した大分百山のひとつなのだとか。
さて、その扇山をモチーフにしたこのグリーンは、薄い抹茶色という感じだろうか。なんとなく、くすんだ感じがなんとも言えない趣を醸し出していて、そこがこのインクの魅力なんじゃないかと思う。