HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0673 三光堂 名古屋シリーズ 栄シルバーブルー

f:id:happyinkdays:20190127213642j:plain

f:id:happyinkdays:20190127212509j:plain

三光堂 名古屋シリーズ

栄シルバーブルー

 

今から10年以上昔のこと。当時ぼくは岡山に住んでいる男と遠距離恋愛中だった。お互いに忙しかったので、会うのは一年に4回ぐらい。その時ぼくが岡山に行くこともあれば、彼が東京に遊びに来ることもあった。

でも、岡山は見るところが少ないし、東京は旅行をするには高いし、ということで、良く二人で岡山、東京以外に出かけることが多かった。それは、広島であったり、大阪であったりしたのだけれども、距離的に一番便利だったのが名古屋だった。それはどちらからも同じような時間で行ける場所だったから。

その時泊まるホテルを二人で選ぶことで、名古屋の土地の名前を何となく知るようになったのだけれども、栄も金山と同じように、そんな風にして覚えた地名。

栄がなぜ「シルバーブルー」なのか、具体的な理由はわからないのですが、でも、何となく言われてみれば、そういう感じもする。繁華街のきらめきとか、そういう感じなのでしょうか。

また栄近辺のホテルに泊まって、ゆっくりと周辺を散策したいなと思っている。

色そのものはぼくの大好きな感じの淡いブルー。優しくて温かみのある色なので、こういう色が好きな人も多いんじゃないだろうか。

 

 

 

#0672 三光堂 名古屋シリーズ 徳川園牡丹

f:id:happyinkdays:20190130160601j:plain

f:id:happyinkdays:20190127212507j:plain

三光堂 名古屋シリーズ

徳川園牡丹

 

静岡も、名古屋も、ぼくにとっては気軽に行ける場所なのですが、逆に言うと、あまりにも気軽に行けてしまうため、日帰りになることが多い場所でもある。

これが、例えば大阪だとか札幌というのであれば、日帰りは少しきついので、泊りがけで行くことになり、せっかくならゆっくりとその土地を見て回ろうという気持ちにもなるけれども、日帰りとなると、なかなかそういうわけにもいかない。

行かなくてはいけない場所に行って、用事を済ませて、食事をしたら、最終に近い新幹線で帰ってくる、ということになってしまう。なので、この徳川園にしても、ぼくは場所も知らず、行ったこともなく、まったく知識がない。だから、今度は日帰りではなく、ゆっくりとそのインクにまつわる場所をまわってみたいなと思っているのだ。

さて、この色はパープルなのか、ピンクなのか、非常にまた迷ってしまうところなので、カテゴリーは両方に入れておいた方が無難だろう。くっきりとした明るい色で、そこが牡丹の花の色という感じがする。ぜひ、牡丹の咲いている時期に徳川園に行ってみたいなと思うのだけれども。

そんなことを妄想させてくれるのも、ご当地インクの楽しみのひとつなのではないかと思う。

#0671 三光堂 名古屋シリーズ 錦三ブラックパープル

f:id:happyinkdays:20190127213640j:plain

f:id:happyinkdays:20190127212505j:plain

三光堂 名古屋シリーズ

錦三ブラックパープル

 

上のカード見本を作る時、ぼくはいつも最初に綿棒で正方形のシールやクラフトパンチで型抜きした紙を塗ったり、水筆で長方形のシールを塗ったりするのですが、その時の色と、実際に万年筆で字を書いた時とでは色の見え方が違うことが多い。

この錦三ブラックパープルも、塗りつぶした時は「どこがブラックやねん!どパープルやないか?」と(なぜかエセ大阪弁)思ったのですが、実際に細字で書いてみると、確かにブラックっぽい。一見するとブラックに見えるけど、よく見るとパープル。なるほど!と感じた次第。だから、インクの色というのは面白いのではないかと思うのです。

でも、やっぱりこれはカテゴリー的には黒には入れられないので、紫のカテゴリーに入れることにしますけどね。

 

#0670 三光堂 名古屋シリーズ 桶狭間グリーン

f:id:happyinkdays:20190127213639j:plain

f:id:happyinkdays:20190127212503j:plain

三光堂 名古屋シリーズ

桶狭間グリーン

 

名古屋の文具店、三光堂さんのオリジナルインク。歴史に疎いぼくでも、「桶狭間の戦い」という名前ぐらいは知っている(でも実際に誰と誰が、どういう内容で戦ったのかということはあまり良く知らないの…ごめんなさい。本当に歴史が苦手でして…汗)。

桶狭間というのがどこにあるのかも良くわかっていないのだけれども、きっとこの色から想像するに、自然の多いところなのでしょうか。やはり、これは、今度機会があったら行ってみなくてはいけませんね。

色そのものは、とても和テイストあふれるモスグリーンだと思います。モスグリーンというと、もう少し暗めのシックな色というイメージがあるけど、こちらは意外と明るめですね。だから、ありそうででも実際にはあまりない色という感じでしょうか。

 

#0669 三光堂 名古屋シリーズ 鶴舞ブルー

f:id:happyinkdays:20190127213638j:plain

f:id:happyinkdays:20190127212501j:plain

三光堂 名古屋シリーズ

鶴舞ブルー

 

昨日に引き続き、名古屋の老舗文具店三光堂さんのオリジナルインク。こちらもブルー系。個人的にぼくの大好きなターコイズ系の色。そして、淡くて薄い感じがまたたまらなく良いです。こういう色、やっぱり本当に素晴らしいなと思うのです。色に深みがあるというか。微妙なニュアンスが物語を紡いでくれるというか。ぼくは実は名古屋はゆっくりと歩いたことがないので、「鶴舞」がどういう場所なのかよくわかっていないのですが、このインクを知ることで、鶴舞に行ってみたいと思うし、この色の背景となった街を歩くのも楽しいんじゃないかと思っています。

次回、名古屋をゆっくりと観光する時には、このインクをお気に入りの万年筆に入れて歩いてみたいなと思っています。

 

#0668 三光堂 名古屋シリーズ 名駅ブルーグレー

f:id:happyinkdays:20190127213637j:plain

f:id:happyinkdays:20190127212459j:plain

三光堂 名古屋シリーズ

名駅ブルーグレー

 

今まで、てっきりこのブログでご紹介していたと思っていたと勘違いしていたのですが、名古屋の老舗文具店、三光堂のオリジナルインクの登場です。

文具好き、特に万年筆好きの間ではすっかりおなじみの三光堂さんは、ぼくも何度か伺わせていただき、そのたびに、お店にずらっと並べられているインクの数に圧倒されるのですが、さらにオリジナルインクも充実していて、遊びに行くのが本当に楽しいお店です。

三光堂さんのオリジナルインクは青系が多いような気がするのですが、その青の幅が非常に広いところもまた興味深いところ。このブルーグレーもそんな青系の色なのですが、少しくすんだ感じがまた味があって良いのです。季節を問わず使うことのできる青ですね。

#0667 DIAMINE Green Umber

f:id:happyinkdays:20190120232644j:plain

f:id:happyinkdays:20190120232643j:plain

DIAMINE

Green Umber

 

昨日も書いたように、DAIMINEにはふたつの「アンバー」があり、こちらは琥珀じゃない方のアンバーです。調べてみると、茶色系の色が多いのですが、このインクはわざわざグリーンアンバーと言っていることから、かなり緑がかった色です。

茶色の要素がまったくないというわけではなく、かすかに茶色っぽい感じも残しつつのグリーンといった感じでしょうか。

シックで、落ち着いた色なので、比較的使いやすい色かと思います。マットな感じもして、そこが非常に温かみがあって、これからまだまだ寒さが続くので、こういう色を使って気分だけでもあったまりたいですよね。