HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0241 MONTEVERDE California Teal

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MONTEVERDE California Teal

モンテベルデ カリフォルニア ティール

 

モンテベルデのスタンダードシリーズのうちの1本。

かなり濃いめのグリーン。しかもまじりっけなしのグリーン。青っぽくもないし、黄色よりでもなくて、グリーン真っただ中っていう感じがたまらなく良いです。純粋な深緑っていう感じがして。一本筋が通っている!っていうか。そんな感じですね。

こういう濃い色というのは、とにかく文字を書く時にストレスをほとんど感じないんですよね。もちろん、例えば細字で書くとかなり濃くなり、黒っぽく見えてしまうっていうこともあるのですが、でもよく見ると、やっぱり緑は緑なので、色としても楽しめます。

濃い色と淡い色というのは、その組み合わせによって、それぞれの良さが引き立つ場合があるので、手紙を書く時も本文は濃い色だけど、宛名などは少し発色の良い色っていう風に使い分けてみるのも良いかもしれない。

ともあれ、このカリフォルニアティールは文字を書く時にも最適な色だと思います。

 

 

#0240 MONTEVERDE Moonstone

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MONTEVERDE Moonstone

モンテベルデ ムーンストーン

 

今年発売されたモンテベルデの新しいシリーズのモチーフは、ジェムストーン、つまり鉱石(宝石)のこと。

宝石シリーズといえば、ペリカンのエーデルシュタインが有だけれど、こちらのモンテベルデのシリーズはもっと気軽に使える感じの色が多い感じがします。容量も値段も、スタンダードシリーズと同じで、そういう意味でもコレクションしやすいシリーズと言えるでしょう。

容器やラベルも、スタンダードシリーズとまったく同じなので、ちょっと一見区別がつかないところが難点でもあるけれども。

さて、こちらのムーンストーンですが、茶色系の色です。実際のムーンストーンはもっと乳白色に近い茶色ですが、それはインクとしては成り立たない(色が薄すぎて判読できない)ので、この色に落ち着いたのだと思います。

それでも、やっぱりどこかムーンストーンっぽさもあるので、これはこれで美しいなって感じるんですよね。茶色なんだけど、明るすぎず、暗すぎず、少し黒に近い感じの色の具合がなんとも言えず神秘的で、名前を聞くと、あぁそんな感じって、わかる人にはわかるところがぼくは好きなのであります。

#0239 MONTEVERDE Capri Blue

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MONTEVERDE Capri Blue

モンテベルデ カプリブルー

 

アメリカのブランド、モンテベルデから出ているインクの中でも、一番ベーシックなシリーズのうちの一本。

カプリブルーという名前だけあって、海を思わせる美しいターコイブルー色です。

色彩雫の天色を思わせるような色ですよね。

爽やかですっきりとした印象です。やっぱりこういう色は良いなぁと書きながら、何度も何度も思ってしまいます。

モンテベルデのシリーズは少量で値段も良心的なのでコレクターにはたまらないです。このコロッとした形のボトルもかわいくて、何となくずらっと並べたい気持ちになってしまいます。

#0238 KINGDOM NOTE オオムラサキ

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KINGDOM NOTE 日本の生物シリーズ

昆虫 オオムラサキ

 

ユニークなモチーフでオリジナルインクを出しているキングダムノートさん。そのうちのひとつが、この「日本の生物シリーズ」。ぼくは生物がとても苦手でして、どうしても興味を持つことができず、しばらくは放置しておりました。

キングダムノートさんのインクは、まぁ、自分にはあまり合わないだろうなと勝手に思っていたの。

ところが、昨年の夏にリリースされた海月シリーズに魅了され(そのあたりのことは前にも書いたと思うけど)、それから、まずは青系のインクを揃え、そうなるとコンプリートしたくなって、数ヶ月後にその時に出ていたインクをすべて取り揃えてしまったのであります。

さて、そんなユニークなモチーフのオリジナルインクですが、色の方はというと、これまたちょっと他の色とは異なり、ひとひねりしてあるような感じ。

たとえば、このオオムラサキなんかは、普通の紫かと思いきや、鮮やかではっとするような色でもあるわけです。鮮やかなパープルのドレスっていう感じでしょうか。ラメが入っているわけでもないのに、ゴージャス感あふれています。それがこのオオムラサキの個性なんだっていう気がして、そこがキングダムノートさんらしい作りだと思います。

#0237 KINGDOM NOTE ソライロタケ

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KINGDOM NOTE  日本の生物シリーズ

キノコ ソライロタケ

 

子どものころから、青系の色は大好きだったのですが、特に万年筆を使うようになり、様々なインクと出会うようになってから、ますますこの色に対する愛着が深くなってきたような気がします。

何度も言っているけれども、その中でも特に好きなのはターコイズ色。青寄りのターコイズブルーでも良いし、緑寄りのターコイズグリーンでも良いし。とにかくこういう明るめのブルーというのは見れば見るほどうっとりする。

このキングダムノートのソライロタケもそんなブルーのうちのひとつ。

そして、お店の方にお聞きしたら、やはりオリジナルインクの中でも、ブルー系の色というのは大人気なのだとか。

万年筆だからこそこういう色を楽しめるっていうところはあるのかなぁと思ったりもして。ともあれ、気分のあがる色ですよね。

夏に使う機会が増えるターコイズブルーですが、冬の冷たい空気にも良く似合うんですよ!

 

#0236 KINGDOM NOTE 橘

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KINGDOM NOTE 源氏物語シリーズ

 

源氏物語シリーズは、2か月おきにリリースされているキングダムノートのオリジナル万年筆で、それと同時にインクも2本ずつ発売されている。

そのインクも源氏物語の世界を色で表現したもので、なかなか個性的。

例えば、この「橘」も、一見すると、普通のグリーンなのですが、良く見ると、ちょっと他のグリーンとは違う。どこか和風な雰囲気をたたえているのである。

鶯色というほど薄くはないし、抹茶色というのともちょっと違う。

もう少し苔っぽい感じ。それも水分をたっぷりと含んだ苔。

さらに、それが陽の光に当たっているような感じとでもいうか。

苔が一面に生えている場所でも、日の当たっている場所と、日陰になっているところでは色が全然違っていて、そこが苔の面白いところなんだけど、この色はまさにそんな中で明るい部分と言って良いだろう。

名前から受けるイメージが先入観となって、この色は和風って思うのかもしれないけれども、いずれにしても、この緑はちょっと他の緑とは違うので、そんな違いを味わいたいと思ったら、ぜひ使ってみることをおすすめする。

#0235 KINGDOM NOTE ヒスイカズラ

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KINGDOM NOTE 世界“緑”紀行

東南アジア ヒスイカズラ

 

突然何の前触れもなく、いきなり発売されて、それを見たのが確か鳥取のホテルだったから、本気でホテルの部屋で叫んでしまったキングダムノートさんのオリジナインク、緑シリーズ。

第一弾の中でも特に大人気で、しばらくの間欠品が続いていたのがこのヒスイカズラです。

実際に見ていただければおわかりになると思いますが、こういう色は本当に危ないですよね。危険。はまってしまう色。だって、こういう色って、なかなかないんですもの。青とも緑とも言えないような、まさにターコイズグリーンな色。

さらにこのヒスイカズラは、ちょっとみずみずしいの。やはりこのラベルのイラストになるように水滴をたたえた花びらのような、そんな雰囲気がインクの色に封じ込められているような気がする。

ターコイズなので、夏にぴったりだけど、これからの冷たい空気の中でこの色で手紙を書くというのも良いかもしれない。すがすがしい気持ちの良い色です。