道具屋藍濃 台彎色
水沙連
昨年の1月に台北の小品雅集という万年筆専門店に遊びに行った時、台湾のオリジナルインクを探していたのですが、その時にこの色をみつけ、店内で一人でワー!キャー!騒いだのがこの色。
で、家に持って帰ってきたにも関わらず、先日の銀座伊東屋さんでこれを見た時も、ひとりでワー!キャー!騒いでいました(笑)。
ぼくが買ってきたのは小さいボトルのみで箱はなかったし、液漏れもしていて、正直、ちょっとテンション下がっていたんです。その分安かったから良いのですが、やっぱりコレクターとしてはそういうのって、ちょっと気になるんですよね。
だから、こういう形で日本で購入できるようになり(もちろん、その分お値段は高くなるけど)、嬉しく思ったのであります。
さて、こちらの色、ぼくのことを良くご存じの方なら、ぼくがなぜワー!キャー!と二回も騒いだのか、おわかりですよね。もうね、この絶妙なターコイズブルーがたまらないの!手軽に手に入れられるようになったので、これは積極的に使わなくちゃ!と思っています。色的には、パイロットの色彩雫の江戸限定の「新橋色」に似ているかなと思っています。
いずれにせよ、こういう色はやっぱり人目を惹くし、魅力的だと感じる人は多いんじゃないかと思います。見ているだけで幸せになる色っていうのがあるんだなとつくづく思いました。