Kobe INK物語 ナガサワオリジナル
第55弾 南京町フォーチュンレッド
中華街とか、中国っていうと、やっぱり赤のイメージが強い。なんでだろ?中国の風物詩的なものがこの色を連想させるのか。何となく中国というのは、昔から赤=服を呼ぶ色、という感じがする。
でも、その赤っていうのも、明るい赤というのとはまた違う気がするの、中国系の赤って。なんか、どこかくすんでいるというか。影があるというか。そこがね、中国系赤の魅力なのではないかと思うのです。
このインクもまさに、そんな影のある赤系の色。
赤色で手紙を書くのは、絶縁状だと思われてしまうし、相手が縁起を担ぐ人だったら、ちょっと具合んが悪い。
でも、プライベートで使う分にはまったく問題ない。
楽しいことがあった時にこのインクを使うのも良いけど、ちょっとがんばらなくちゃ!っていう時とか、少し気合を入れた方が良いなというような時は、この色を使って日記などを書いてみると良いかもしれない。
書いているうちに、だんだんと気持ちは落ち着いてくるし、影がある分、単なる明るい赤とも違った微妙なニュアンスも感じられるだろうから。
ともあれ、この赤はとてもユニークで、良く見ると他にはないんじゃないかって思えるような色だと思う。