三越オリジナルインク
鉄紺
こちらも、昨日ご紹介した「梅幸茶」と同時発売の三越オリジナルインクです。もちろん、監修は石丸治氏。
色のテーマは江戸時代に広く使われていた藍染めの青色です。そして、鉄紺というのは、鉄が少し入った青という意味で、ちょっと緑がかっているのが大きな特徴と言えるでしょう。それが良くわかるのが水筆で描いた線。良くみると少し緑が入っているんですよね。そこが面白い。
そして、色そのものも和な感じがぴったりです。ふんわりしているというか、繊維質の感じがとても良く出ているように思います。良くここまでふんわり感が出せるなぁとびっくりしてしまう。特に太字で書くとその独特のテキスチャーが感じられるのではないかと思います。
これは一年を通して、ずっと使いたい、そんな色ですね。