PILOT iroshizuku shimbashi-iro Tokyo Limited Edition
パイロット 色彩雫 新橋色 江戸の粋 (限定色)
ぼくがパイロットの色彩雫の存在を知ったのは、2010年頃のこと。
その年に、どうやら東京限定で、この色を含む3色が発売されたらしいのですが、そのことを知ったのは数年後のこと。
しかし、やっぱり欲しいという声が大きかったのか、2年ほど前に、再販されて、その時にやっと手に入れることができました。
それまで、新橋色という色がどんな色なのか知らなかったのですが、色彩事典のようなものを見ると、ちゃんと紹介されているんですよね。色そのものは、そんなに古い色ではなく、明治末期から大正時代にかけて流行したのっだそうです。だから、ハイカラな雰囲気が感じられるのかもしれませんね。
ちなみに、明治初期の頃、芸者には等級というものがあって、新橋の芸者は東京の中でも一等だったのだとか。そして、その新橋に由来したのがこの色なわけですが、芸者の置屋が金春新道にあったために、この色を金春色とも言うらしいです。
いずれにせよ、とても魅力的な色ですよね。ぼくも個人的に大好きな色で、できれば、東京限定で良いので、地域限定で定番化して欲しいなと思っているのですが。