KWZ INK
Cherry
こちらも果物をモチーフにしたインク。万年筆インクの面白いところは、面で塗った時と、文字で書いた時と少し色味が違ってくること。
しかも、文字で書く時も、太字と細字では印象がまったく違ってくる。特にぼくは赤系のインクでその違いが如実に出てくると思う。
先日のテレビ番組でも明石文昭堂の「湯あがりピンク」をご紹介したんだけど、万年筆を通して文字を書くと「これじゃ病気レベルよ!」と言われてしまうくらい濃い色だったけど、綿棒で塗ってみると、薄くなるので、印象がががらりと変わる。
そこが万年筆インクの面白いところなのではないだろうか。
さて、こちらのインクも面で塗ると確かにチェリーっぽいのに、細字で書くとこってりとした赤に感じられる。もしチェリーっぽさを感じたいなら中字~太字がおすすめかも。