KAZE×蘇州博物館
秘色瓷。
インクマニアの方だったら、「秘色瓷。」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは「京の音」の「秘色」なのではないかと思います。
だから、この名前だけを聞くと、ブルー系の色なのかしら?とちょっと期待しちゃうのですが、こちらは薄いグリーンがかった茶色です。でも、京の音の秘色と同じように淡い色であることには変わりないので、こういう色味のことを「秘色」というのだろうか?と思ったりもして。
そして、気になったので「秘色瓷。」で検索をかけてみたら、まさにこのインクの色とまったく同じ色の焼き物の画像がたくさん出てきました。きっとこれも中国の伝統的な焼き物の色なのかもしれません。
単なる緑でもなく、茶色でもなく、本当に微妙な淡い色なので、こういう色好きな人多いんじゃないかなぁ。でも、実用的ではないので使い勝手はあまり良くない印象。