京の音 No.5 青鈍 あおにび aonibi
文具店TAGオリジナル
恋をしたばかりの時を色で表すと、一般的にはピンクとか赤っぽい明るい色になる。
人によってはオレンジとか?
(もちろん、それはあくまでも一般論で、違う!恋の色はブラックだ!!っていうような人もいるだろうけど)
でも、その恋もちょっと落ち着いてくると、トーンもだんだんとシックになっていく。
それは、冷めた感じというのとはちょっと違う。
良い意味での落ち着いた感じとでもいおうか。
出会った頃のときめきも徐々に薄れていって、それはそれで寂しいし、
落ち着いてくると、今度はこの恋を失いたくないっていう不安が出てくる。
だから、恋をしてしばらくしてからの(そのしばらく、っていうのはその恋によって千差万別。一ヶ月でそうなるカップルもいれば、何とか一年ぐらい明るいトーンが続く場合もある)二人の間柄を表すと、少し渋い色になるのではないかと思う。
で、この青鈍はそんなメランコリックな感情を色にするとこんな感じなんじゃないかっていう気がするのです。
恋って、明るくて楽しいばかりじゃないんだぞ!っていうことを教えてくれるような色っていうか。浮かれた気持ちを少し冷ましてくれるような色。
そんな感じかな。
京都発のオリジナルインクということもあり、他のメーカーさんにはないような独特のニュアンスを楽しめるシリーズ。