HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0794 KWZ INK 襟裳岬

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KWZ INK

襟裳岬

 

ポーランドのインクブランド、カウゼットインクの日本初となるご当地インク。

カウゼットインクを扱っている北海道にある北晋商事との繋がりから生まれたインクだけあって、北晋商事の代表の方の想いがぎっしり詰まっているインクなのではないかと思う。そして、色が本当に素晴らしい。

もともとカウゼットのインクは青系の色がどれも本当にぼく好みなのだが、ネーミング、コンセプト、そしてラベルに至るまで実に凝っていて、一本のパッケージとしてぼくは完成度が高いインクブランドだと思っている。

この襟裳岬にしても、北海道の海の深みのある青い色を見事にひとつの色で表現しているなと思うのである。ぼくは北海道が大好きで、昨年も含めて6回以上は遊びに行っている。学生時代は青函連絡船にも何度か乗ったこともあるくらい好きな場所だから、余計に使っているぼく自身も愛着がわいて、このインクを使う機会は必然的に増えていくのである。

#0793 文具店TAG 京阪ステーションーカラーインク 三条 うすあけ

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文具店TAG 京阪ステーショナリーインク

三条 うすあけ

 

大阪に一年間だけ住んでいた頃は、近鉄線沿線に住んでいたので、奈良には良くでかけていたけれども、たまに足を延ばして京都観光することもあった。

でも、やはり路線図や地理的なことが頭に入るほどではなかった。

なので、例えばこのインクも「三条」という名前を聞いてもピンとこないし、場所すらも思い浮かべることができない。

なので、なぜ三条がこの色なのかがわからなかったけれども、

大阪のビジネス街と繋がっている京都の玄関口としての三条を色にすると、こういう明るめの色になるということなのでしょうか。くっきりとした気持ちの良いオレンジ色です。

 

#0792 文具店TAG 京の音 苔色

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文具店TAG 京の音

苔色

 

京都といえば、やはり苔、と思う人も多いのではないでしょうか。ぼくも京都と苔というのは密接な関係があるような気がします。ただ、この苔色のインクは、ちょっとぼくが想像していた苔とは違う。

もっと、深い色の苔を思い浮かべてしまうんだけど、このインクは明るい。黄色に近いモスグリーンというか。

苔にもいろいろな色があり、例えば、昔からの苔で、水分をたっぷりと吸っていれば、濃い緑になるだろうし、一方、明るい場所の新しい苔はそれに比べればだいぶ色も薄いだろうし、黄色に近くなるのかもしれず、この京の音の苔色はそんな苔の明るい部分を再現したんじゃないかという気がする。

#0791 文具店TAG 京の音 山吹色

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文具店TAG 京の音

山吹色

山吹の花って、すごく特徴的だし、派手だし、小さい花が群れて咲くので、花に詳しくないぼくでもすぐにわかる。

そして、その山吹色はとても印象に残るので、このインクの色もまさにそんな山吹色というのが良くわかる黄色だと思う。見事な再現性。

スキャンしてみるとちょっと明るいけれども、実際はもう少し落ち着いた茶色がほんのりと感じられる色で、判読性も高いです。

 

#0790 文具店TAG 京の音 裏葉色

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文具店TAG 京の音

裏葉色

 

昨年、限定で発売された京の音シリーズ。葉っぱの裏をイメージしたところがなかなか面白い。TAGさんは緑系のインクを何種類か出していて、どれもとても魅力的なんだけど、この裏葉色も素晴らしい色です。

葉っぱの影の部分をきちんと再現していて、そこがすごい。そして、色はちょっと薄めなんだけど、きちんと判読性もあって、そういうところも素晴らしいなと思うのであります。薄いから夏でも暑苦しくならず、使い勝手はとても良いインクなのではないかと思う。

 

#0789 文具店TAG 京阪ステーションカラーインク 清水五条 せいじ

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文具店TAG 京阪電車ステーションカラーインク

清水五条 せいじ

 

京都の文具店TAGが京阪電車とコラボして数年前に作成したインク。当時は限定だったので、ひょっとしたらもう入手するのは困難かもしれない(店頭に行けばまだあるのかしら?詳細はお店の方にお問い合わせください)

さて、こちらのインクは清水五条という駅をイメージしていて、なぜこの色なのかというと、五条坂というのは陶芸の街として知られているらしく、そのことから青磁をイメージしているのだとか。

そして、ぼくはこういう色大好きなんですよね。少し落ち着いた青みがかったブルーグレーというか。微妙な感じがたまりません。

#0788 文具店TAG 京の音 濡羽色

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文具店TAG 京の音

濡羽色

 

烏の羽のような艶のある黒をイメージしたという限りなく黒に近い、ほんのり青みがかった黒という感じ。でも確かに艶やかさとか、濡れた感じがすごく伝わってくるところはすごいなと思う。

中字以上で使った方が濃淡が出やすくなり、このインクの良さがより際立つのではないだろうか。