HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0560 S.T.Dupont Turquoise BLUE

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S.T.Dupont Turquoise BLUE

エステー・デュポン ターコイズブルー

 

もし、エステ・デュポンでターコイズ色のインクがなかったら、おそらく全部揃えようという気にはならなかったかもしれない。

この色があったからこそ、全色揃えようという気になったのです。

いわゆる罪作りな色とでも言いましょうか。

さて、色そのものはかなり明るめのターコイズブルーです。あまり緑要素はなく、明るくて、どこか柔らかい感じのブルーですね。

ちょっとエルバンのブルーアズール的な雰囲気も感じられます。

明るいけどおとなしく感じられるのはこの独特の色調によるものなのではないかと思います。

セーラーの四季織、雪明にも近い感じなので、冬に使ってみるのも良いかも。

 

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そうそう、このS.T.Dupont、なかなか持っている人はいないと思うので、ちょこっとおまけのご紹介。ボトルを箱から取り出すと、箱の底に丸シールが貼ってあります。色によって、その縁取りが異なっているのですが、果たしてこれがどんな意味があるのか?だって、ボトルを取り出さないと箱の底が見えないんだから、そんなところを凝ってどうする?的な疑問が。勝負下着的な位置づけなのかしら?ズボンを脱がなきゃわからないおしゃれ的な?(笑)

#0559 S.T.Dupont Flamboyant RED

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S.T.Dupont Flamboyant RED

エステー・デュポン フランボヤンレッド

 

S.T.Dupontの定番ではない特殊インク。

取り扱い店も少なくて、キングダムノートさんでも、常備はしておらず、お店の方にお頼みしてお取り寄せをお願いしたのであります。

それぐらい特殊なインク。

でも、昨日ご紹介したSpring GREENと同じように、こちらの赤も、ちょっと他には見かけないような赤なので、買う価値はあるかなという気がします。といっても、やはり全色揃えるのに3万円(税抜き)かかるので、そこらへんは慎重にお願いしたいところ。

さて、こちらの赤は、ちょっとジューシーな印象です。でも、パキッとしたどぎつい赤ではなく、どこか柔らかめ。明るいけれども、ぱきぱきしていないので、いろんな場面で使えるのではないかと思います。

 

 

#0558 S.T.Dupont Spring GREEN

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S.T.Dupont Spring GREEN

エステー・デュポン スプリンググリーン

 

「趣味の文具箱」最新号のジャバラにも掲載されていないし、先日の銀座伊東屋さんのインクイベントでも取り扱いのなかった色。

S.T.Dupontのインクは、一昨日、昨日ご紹介した2色のみが定番インクで、実は今日からご紹介する3色は定番ではないのです。

しかも、限定とも言い切れない。

特殊インクとでも言いましょうか。

どういうことかというと、S.T.Dupontには定番色の他に緑、赤、ターコイズの3色があるのですが、それらの色は単色は販売されておらず、これらを買うには、すべてのインクを買わなくてはならないという制約がついているのです。

ちょっとそれってひどくない?

つまり、この色だけが欲しいと思っても、結局全色揃えなければならず、そうすると単価が6000円(税抜き)なので、合計3万円(税抜き)するというわけなのです。

それを知った時、ちょっとそれはないんじゃないの?って思ってしまいました。

でも、やはりぼくはコレクターだし、研究家でもあるので、買わないわけにはいかないので、キングダムノートさんでポイントが10%だった時に(せめてそういうお店側のサービスを使わないとやっていけない!!)大人買いをしたというわけなのです。

でもね、このグリーンが非常に良いのです。パッケージのシールを見ると深い緑色なんだけど、実際の色はちょっとミントグリーンぽい爽やかな色で、すっきりした印象。これはなかなか他にみかけないグリーンなので、これはそれだけのお金を払って購入する価値はあるかなという感じがしました。せっかくだから、この冬、ちょっとがんがん使いたいと思います。

 

#0557 S.T.Dupont Intense BLACK

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S.T.Dupont Intense BLACK

エステー・デュポン インテンスブラック

 

こちらも、S.T.Dupontの定番インク。

これも、やはりコレクターじゃなかったら買わなかった色かもしれない。ブラックって実際にあんまり使わないんだもん。

でもね、このブラック、少しだけ緑がかっているのです。スキャン画像ではよくわからないかもしれないけど、よく見るとうっすらと緑っぽいところがなかなかユニークというか。ただ、じっくりと目を凝らして見ないとわからないぐらいな感じなところが微妙といえば微妙。そのためだけにあなたは6000円払えますか?という買う前に自問自答してみましょー。というレベルです。

 

 

 

#0556 S.T.Dupont Royal BLUE

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S.T.Dupont Royal BLUE

エステー・デュポン ロイヤルブルー

 

1本のインクの単価が非常に高いインクというのは、どうしても手が出しにくい。

それがもしぼくの好きな色だったり、珍しい色だったりしたら良いけれども、定番の色だったりあまり自分が使わない色だったりしたら余計に敬遠してしまう。

もし、ぼくがこのブログをやっていなかったり、インクのコレクターじゃなかったりしたら、絶対に手を出さないであろう色というのもある。

 

実はこのS.T.Dupontもそんなインクのうちのひとつ。

このインクだって、どこにでもありがちなロイヤルブルーなんだもん。1本6000円出してまで買うほどではない。いくらでも代替色はありそうだし。

というわけで、レビューに関してもこんなことしか書くことができず、申し訳ないっていう感じ。

ただ、ボトルが非常にユニークで高級感にあふれているので、とっとと中身をがんがん使ってボトルを空にしてボトルだけ何か別のことに使っても良いかなと邪道なことを考えてしまうのであります。

#0555 杜の四季インク 仙臺萬年鉛筆HB

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杜の四季インク

仙台萬年鉛筆HB

 

仙台の文具店のオリジナルインク「杜の四季インク」の中でもぼくが一番感動したのはこの色。

だって、鉛筆の色を万年筆のインクで再現するなんていう発想、なかなか出てきませんよ!

しかも、それが実に美しいグレー。やわらかいタッチで、本当に鉛筆のような雰囲気が出ています。もちろん、紙によって、その発色が違ってきたり、にじみによって、印象が変わってきたりすることもあると思いますが、この微妙な筆致はまさに鉛筆ならではで、良くこんな風に再現できたなと感心してしまいます。

判読性はそれほど高くないけれども、でも、読めないわけではなくて、手帳などに記す時も、それなりに文字として読めるので、ぎりぎりぼくの中でも許容範囲かなという気がします。

実はこのインクに触発されて、ぼくはHBではなくて2Bの色を石丸さんに作っていただいたことがあります。鉛筆のグレーをいろいろとミクサブルなどで作ってみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

#0554 杜の四季インク 文具の杜

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杜の四季インク

文具の杜

 

このインクを使った時、一瞬、間違ったインクを使っているのではないかと思った。というのも、このパッケージに使われている写真を見る限り、かなり緑の強い色だと感じたから。

ところが、実際のインクの色は、緑?って首をかしげてしまうくらい暗い。むしろ黒といった方が良いのではないかと思うくらいだ。

特にスキャンで見てみると余計にそう感じてしまう。

微妙な緑具合は実際に目で確かめるしかないから。

もしこのインクを細字で使ったら、その緑具合は良くわからないかもしれない。でも目を凝らしてみると、確かに緑は入っているので、ぜひそれは実際に見て確かめて欲しいと思う。

その黒なのか緑なのかよくわかんないというところがこのインクの魅力なのだから!