HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#0199 DIAMINE WASHABLE BLUE

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DIAMINE WASHABLE BLUE

ダイアミン ウォッシャブルブルー

 

ダイアミンは個人的に大好きなインクブランドである。なぜかっていうと、30mlの容量のボトルがあり、値段も1000円以下と手ごろなことと、スタンダードのライだけでも100色以上あるのみならず、フラワーセットやミュージックセットというセットもの、シマーリングインク、さらにアニバーサリーインクなどを手掛けており、次々と面白くて斬新な色を出してくれるところがお気に入り。

これだけいろんな色があると、集め甲斐があるし、このブランドだけで何よりもいろんな色を楽しめるというのも魅力的。

さて、こちらのウォッシャブルブルーはかなり個性的な色。

一見普通の水色なんだけど、こういう色って実はなかなかないような気がする。単に薄いだけではなく、洗いざらしのジーンズのような雰囲気をしっかりと持っている。ちょっと温かみのある色だし、かといって、判読しにくいほどの明るさ薄さではないところもこのインクの良さなのではないだろうか。

#0198 Pelikan Edelstein AVENTURINE

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 Pelikan Edelstein AVENTURINE

ペリカン エーデルシュタイン アベンチュリン

 

ペリカンの高級ラインのエーデルシュタインシリーズは宝石をモチーフにしていることから、なかなか品のある美しい色が多く、インク沼の住人たちの間でも人気の高いシリーズでもある。

比較的取り扱っているお店も多いし、年ごとにリリースされる限定色以外は比較的手に入れやすい(じゃっかん通常ラインよりはお高めだけど)ので、インク沼に足を突っ込もうとしている人を引きずりこむのには格好のインクなのではないだろうか(笑)。

さて、このアベンチュリンはまさに宝石のアベンチュリンの色です。アベンチュリンは森林を思わせる色で、人々の心をいやす効果があるのだとか。このインクで文章を書くと、読む人を落ち着かせたり、なごませたりすることができるかもしれませんね。

#0197 DIAMINE SHIMMERING Pink Glitz

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DIAMINE SHIMMERING Pink Glitz

ダイアミン シマーリングインク ピンクグリッツ

 

ここ数年のインクの大革命といったら、やはりこのラメ入りインクなのではないでしょうか。まさか万年筆で使うインクにラメを入れるなんて!!って驚いた人も多いでしょう。だって、ラメって液体よりも粒子が大きいから、万年筆によってはつまってしまう可能性があるんですよ。

そこにラメを入れたわけですから。

実際に使っているとものによっては詰まってしまって、書けなくなることもあるけど、水につけたりすると書けるようになるし、きちんと洗浄すれば無問題なので、(ただし、やはり限定品とか希少な万年筆にはあまりおすすめしませんけど)がんがん使いたいと思っているところ。

でも、ラメ入りインクっていったいどんな場で使うの?って思う人もいるでしょう。ぼくなんて、あまりそういうのを気にしない人間なので、ほぼ日とかトラベラーズノートに向かう時でも普通にがしがしラメインクを使っちゃいますけどね。

さてさて、このピンクグリッツは去年大量にリリースされた、ダイアミンのシマーリングインク第二弾です。第一弾の時、ちょっと地味な色が多かったので、このピンクグリッツは待望の色という感じでした。

ラメのノリも第一弾よりもぐんと良くなっているような気がします。画像を見ていただければよくわかると思いますが、国産の細い万年筆でもしっかりとラメ感出ているでしょ?

またそろそろ第三弾のシマーリングインクが出るようなので、今年の冬はいつも以上にシマーリングインクを使いたいなぁと思っているところなんである。

#0196 丸善日本橋店限定 日本橋麒麟

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丸善日本橋店 2014年限定

日本橋麒麟

 

毎年三月に行われている丸善日本橋のイベント限定で発売されるインクです。

特にこの2014年の麒麟は色そのものがちょっと個性的で面白かったので、他の年の限定インクよりも人気が高かったのではないかと思います。

日本橋にある麒麟の像のあの独特の色味を再現しているのですが、まずその着眼点が面白いと思いませんか?そしてそれを忠実に色として再現させたインクブレンダーの石丸氏の技術にも脱帽。

このなんとも言えない、錆びた感じの青緑色。書いているといろいろな想いが湧いてくるような気がします。そういう想像力をかきたてる色ってありそうでなかなかないので、これはかなり貴重な色だとぼくは思っています。

 

#0195 KINGDOM NOTE 源氏物語 浅縹の織物

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KINGDOM NOTE 源氏物語 

浅縹(あさはなだ)の織物

 

2016年の4月から始まった源氏物語シリーズの第二弾となるインクのうちの一色。

青系統のインクはとても人気で、このインクも先行発売ではあっという間に売り切れてしまったので、店頭発売日当日に買いに行きました。

でも、実際に使ってみて、このインクがなぜ人気なのかがわかる気がします。こういう微妙な色ってみんな好きなんですよ。くっきりとはっきりとした色って、最近ではあまりにも当たり前すぎちゃって、他のもっと安くて手に入れやすいスタンダードなインクで補えるでしょ?みたいな気持ちになってしまう。

しかしながら、こういうなかなか他でみつけようとすると出てこないインクというのは、さすがインク沼の皆さんは目が肥えているので、ぱっと目に入るんですね。だから、こういう色って人気なのではないかと思うわけ。

ぼくもこの色は大好きだもん。ちょっと和風なターコイズという感じじゃないですか?

歌舞伎や文楽などを見る人は浅葱色っていうとわかると思いますが、調べてみたら、浅葱色と浅葱色は同色異名という感じみたいですね。

ともあれ、大好きな色の一つです。

#0194 ナガサワオリジナル Kobe INK物語 生田オレンジ

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ナガサワオリジナル Kobe INK物語 

第11弾 生田オレンジ

 

普段、ぼくはあまりオレンジ色は使わない。万年筆もオレンジ色の万年筆は他の色に比べると少ない。でも、オレンジャーと呼ばれるオレンジ好きもぼくの周りに多く、その気持ちもわかる。

だって、やっぱりデルタのドルチェビータとかはかわいいしね。

さてさて、こちらの生田オレンジはかなりみずみずしい、くっきりとしたオレンジ色。

といっても、そんなにこてこてこってりという感じではなく、品の良さも漂わせているところが、他のオレンジ色とは少し違うかなっていう気がする。

 

#0193 銀座蔦屋書店 江戸暖簾の色

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銀座蔦屋書店 

江戸暖簾の色

 

今年の四月に銀座松坂屋の跡地にできたGINZASIXの中にできた蔦屋書店の第一弾のオリジナルインクです。江戸をテーマにしたインク3色がリリースされました。

数量限定ということで、さらに取り置きなどはしてくれないということだったので、ぼくはあまりにも焦り過ぎて、初日、仕事が終わってからタクシーを飛ばして取りに行きました。

しかし、結構余裕はあったみたいで、その後一ヶ月ぐらいは残っていたような気がします。

それでも、全200本は半年もたたないうちに売り切れたようで、第二弾が早速リリースされたのは驚きました。でも、こうやって続々とオリジナルインクを出してくれるというのはインクマニアには嬉しい限り。

さてさて、こちらの江戸暖簾の色は、ラベルを見るとかなり緑っぽいのですが、実際のインクの色は黄色がかった茶色、という感じです。そこがちょっと残念というか。ラベル通りの色だったら、もっと面白いのにって勝手に思ってしまいました。

まぁ、色そのものはとても美しいし、江戸っぽい感じもするんですけどね。