HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#046 Private Reserve Gray Flannel

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Private Reserve Gray Flannel

プライベートリザーヴ グレイフランネル

 

今はほとんど日本でも見かけなくなってしまい、さらに海外のサイトでもあまり取り扱いされていないブランド、プライベートリザーブの中でも人気の高い色。

ほんのり緑がかかった灰色という感じかな。

灰色にもいろんな種類があって、ぼくは大好きなんだけど、例えば色彩雫の冬将軍と霧雨みたいに同じシリーズの中にグレイ系の色があると、それぞれ表情が異なっていて、それがとても面白かったりする。

このグレイフランネルはそういう多様なグレーを具体的に示す良い例かもしれない。

もう少し濃い色になると、細字にした時に黒っぽくなってしまって、灰色ということがわからなくなるんだけど、これは細字でもしっかりとグレイだとわかるところが面白いと思う。

温かみもあって、本当に良い色だなぁ。

 

 

#045 MONTBLANC DIAMOND

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MONTBLANC DIAMOND

モンブラン ダイアモンド

 

モンブランは定番インクの他に、たまに限定インクを知らない間に出す。

これが結構困りもの。

え?いつの間に出ていたの?ということが多いから。

しかも、販売数が限られていたり、取扱店が少なかったりするので、見逃してしまうことが多い。

期間限定だと、さらに逃してしまうと手に入らなくなってしまう。

このダイアモンドもそう。

確かぼくはこれをネットでみつけて、色が気になったので購入したんだったと思う。

そして、そういうのに限って自分好みだったりするわけです。

このブルーもまさにそんな色。

これは、もうターコイズ認定しても良いのではないかと思うのです。

日本には浅黄色という色があって、まさにこの色がそれ。

そして、この浅黄色というのは、薄めのターコイズブルーだと思っている。

水色にうっすらと緑を混ぜた感じとでも言いましょうか。

そんな感じ。

これから暑くなる時期に涼を求めるのもよし、冬の寒い時期にほっこりとするのも良いと思う。

#044 Pelikan Edelstein TURMALINE

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Pelikan Edelstein INK OF THE YEAR (2012) TURMALINE

ペリカン エーデルシュタイン 2012年限定 トルマリン

 

インク沼の住人の中でも非常に人気の高いエーデルシュタインシリーズの限定インクです。

2012年に出たこちらのインクはトルマリン色。

これは、果たして紫なのか、ピンクなのか迷うような色合いの赤系の色。

艶っぽくてちょっとこってりした感じもします。

ジューシーで、水も滴る色というか。

水分をたっぷりと含んだ果実のような色合いじゃないでしょうか。これでザクロとか描いたら良いだろうなと思ったりもして。

もしぼくがイラストを描けたら、これで果物を描いてみたいです。

字を書くとすると、ちょっと派手な感じもしますが、気分がわくわくしてくるので、例えば夏の暑い時期などの日記にぴったりかもしれませんね。

ハレの日の文字に最適な色という感じがします。

自分の気分を上げたい時に、このインクを使うと元気が出そうです。

 

 

#043 DE ATRAMENTIS Guisppe Verdi

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DE ATRAMENTIS Guiseppe Verdi

ドクターヤンセン ヴェルディ

 

ドクターヤンセンは色味も面白いのが多いんだけど、ボトルインクがなんといってもかわいい。特に一本だけだとわからないかもしれないけれども、ずらりと並べると、壮観。

このくびれ具合がとても絶妙だし、他にこういうボトルの形というのはなくて、そこが面白いところ。

安定感もあるから、インクを吸入しやすいし。

 

さて、こちらのヴェルディは色としてはブルーブラックのカテゴリーに入るだろう。

オーソドックスというか、ドクターヤンセンにしては普通っぽい色のような気がする。

でも、水筆で描いた線を見てみると、にじんだところがちょっと温かみがあって、幻想的でもあり、そういうのがフローで出てくると面白いかなと思う。中字から太字あたりで文字を書くと、そういった濃淡部分が出やすいかもしれない。

 

オーソドックスな色だからこそ、敢えてこのドクターヤンセンを使って書いてみるという価値はあるだろう。

 

 

 

 

#042 GRAF VON FABER-CASTELL Hazelnut Brown

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GRAF VON FABER-CASTELL Hazelnut Brown

ファバーカステル ヘーゼルナッツブラウン

 

茶色系のインクというのもいろいろな種類がある。

赤っぽい茶、黄色っぽい茶、濃い系、薄い系、など、多種多様。

ぼくは茶色も好きな色の一つ。

ちなみに、好きな色の順位は多少時期によってマイブームが訪れるので異なるけれども、だいたい以下の通り。

 

1位 ターコイズ

2位 ブルー系

3位 グリーン系

4位 ピンク系

5位 茶系

6位 グレー系

 

といった具合。

万年筆の軸もだいたい上記の色と同じかなぁといったところ。

 

さてこちらのヘーゼルナッツブラウンですが、そのネーミングがまず面白い。

ヘーゼルナッツですよ。ヘーゼルナッツ。

それが名前になっちゃうんだから。

しかも、何となくヘーゼルナッツブラウンって言われると、あんな色かなと名前からすぐに連想することができるのも面白い。

このヘーゼルナッツブラウンは、少し濃い系なんだけど、フローによってはナッツのぬくもりを感じさせる部分もあって、そこが面白いと思う。

思わずこの字で書くと匂いがついているんじゃないかって鼻を近づけたくなってしまう(笑)。

ともあれ、個人的にはとても好きなので、がんがん使いたいなぁと思う色なのである。

いろんな用途で使えそうな色でもあるしね。

 

#041 MONTBLANC MYSTERY BLACK

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MONTBLANC MYSTERY BLACK

モンブラン ミステリーブラック

 

万年筆のことをあまり知らない人でも、万年筆といえば、モンブランでしょ?というくらい万年筆の王道というブランド。

万年筆そのものはとても高級で、なかなか手を出すことができないけれども、インクの方はそんなにべらぼうに高いというわけではない。

定番品の他に、たまに不意打ちで限定インクを出してくるのも心憎い。

そんなモンブランの、こちらは定番インク。

ミステリーブラックと名付けられたからには謎めいたところがあるのではないかと思ったのだが……。

特にどうという謎は秘めてなさそうなイメージ。

画面ではわかりにくいかもしれないけど、どことなく他の色がほんのりと混ざっているような感じもして、そこが「ミステリー」なのかもしれない。

黒というのは、全般的にどの色とも合わせやすいので、出番は多いはずなんだけど、意外と実はぼくは黒が少ない。これからはできるだけ意識して使っていこうかなぁと思っているところなのである。

#040 KINGDOM NOTE タコクラゲ

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KINGDOM NOTE オリジナル

日本の生物シリーズ「海月」タコクラゲ

 

前の記事でも書いたように 

happyinkdays.hatenablog.com

 もともと、キングダムノートのインクにはそれほど興味がなかった。

日本の生物シリーズというのが今一つぴんとこなかったから。

でも、そんなぼくに心変わりをさせたのが、2016年に発売された海月シリーズだ。

もともとクラゲ好きで、クラゲの写真集を持っているくらい。

そこからぼくのキングダムノートインク集めが始まったと言って良いだろう。

その海月シリーズの中の一つが今日ご紹介する「タコクラゲ」だ。

ぼくは、字をメインに書く人間なので、実はこういう薄い色はとても苦手。

できれば、あまり使いたくない色。

この色もサンプルで見た時はそういう感じかなと思った。

ところが、実際に書いてみると、意外や意外、そんなに薄く感じないんである。

確かにほわっとした優しくて淡い色合いなんだけど、しっかりと文字としても判読することができる。

ちょっと甘い駄菓子のような雰囲気。ファンシーな感じがまたとても素敵だったりする。

まぁ、ぼくのキャラとは正反対なのだけど、たまにはこういうファンシーさを無理やりアピールするのも良いかしら?と無駄な抵抗を考えてみたりして。

そんなことを万年筆のインクを使ってアピールするなんて、ちょっとイタイかもしれないけど。

 

でも、万年筆にどんな色のインクを入れて、どんな紙にどんな文章を書くのかって、その人の人となりを表す上でとても重要なポイントのような気がする。

 

ともあれ、このタコクラゲは少なくとも、優しくてほんわかしたキャラクターを表しているのではないかと思うのだ。