HAPPY INK DAYS archives

インクでハッピーな毎日を彩ろう!

#014 GRAF VON FABER-CASTELL Garnet Red

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GRAF VON FABER-CASTELL Garnet Red

ファバーカステル ガーネットレッド

 

まず、このボトルを見てください!

立派なデスクにぴったりな重厚感のあるボトルはまるで香水ボトルのようです。

こんなボトルの似合うデスクに座ってみたいものです。

(もちろん、きれいに整頓されたデスクにしておきたいけれども、ついついいつもとっ散らかってしまう…(汗))

 

さて、インクの色の方は深みのある赤色。

細かく分類するとワインレッドと言って良いでしょう。

赤っていうと、どうしても朱色のような明るい鮮やかな赤を連想しがちですが、こういう深みのある赤は手帳などに書いてもそんなに派手ではないので読みやすいかなと思います。

 

ボトルに似合った上品な赤と言って良いでしょう。

 

#013 文具の杜 杜の四季インク 仙臺萬年鉛筆HB

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仙台にある文具店、オフィスベンダーのオリジナルインク。

2011年、あの震災のあった年にユーミンのツアーが延期になり、千秋楽に振り替えられました。その千秋楽だけではなく、夏にもぼくは仙台に遊びに行ったのです。

その時にオフィスベンダーさんに行って、8本購入しました。

重くなるのでコンプリートはしなかったので、残りはネットで注文しようと思っていました。

そうしたら、その後、例の爆買い事件が発生し、しばらくはネットでの取り扱いがなくなってしまいました。

今はその状況も解消されたらしく、品薄状態は続いているものの、店舗では取り扱いがあるようです。

そのうちネットでも再販されることを願っているのですが。

せめて店頭に常時あるようにしてもらえれば、買いに行くことができるんですけどね。

このことはご当地インクを扱っている店舗の方々にお伝えしたい。

ネットの方は数量を限定しても良いから、店舗の方には確実にあるように在庫管理をしていただければと。

 

さて閑話休題

 

杜の四季シリーズは個性的な色が多くて大好きなのですが、この仙臺萬年筆HBもそんな個性的な色の一つだと思います。

鉛筆をモチーフにするなんて、すごいなぁというのがぼくの最初の感想。

万年筆なのに鉛筆で書いたような筆致って面白いと思いません?

そして、まさにこの色がそういう色なんです。

HBの微妙な薄いグレーが再現されています。

ちょっと赤みがかっている感じ。

PILOT色彩雫の冬将軍ほどではないけれども。

ぼくはこの色に感化されて、その後、2Bの鉛筆をモチーフにした色をインク工房で石丸さんに作っていただきました。

 

ともあれ、とても上品なグレーで、しばしば手帳などで使いたいと思えるような色です。

#012 SAILOR 四季織 十六夜の夢 桜森

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SAILOR Jentle Ink 色織々(現・四季彩)

桜森

 

今では四季彩という名前でリニューアルされ、定番化されたセーラーの日本の四季をモチーフにしたインク。

もちろん、この「桜森」の季節は春。

最初このインクを書いた時、それまでくっきりとした濃い色を好んで使っていたので、なんて薄いのだろうかと思って、敬遠していた。

特に万年筆にはまり始めた頃は太字が好きで太字ばかり使っていたので、余計に薄さが目立ち、それもあって文字が読めないのは嫌い!って思っていたぼくはあまり使わなかったのだ。

ところが、数年たった今、改めて書いてみると、思っていたほど薄くない。

これはぼくの色に対する認識が変わったのか。

それとも、インクそのものの経年劣化なのか。

(だとしたら悲しいけれども…)

薄いサーモンピンクなんだけど、すこしグレーがかっていて、影を感じる色でもある。

明るいだけじゃない花曇りの空の下の桜というか。

桜というのは一見華やかで美しいのだけれども、花の命は短くて、場合によっては、あっという間に散ってしまう。その儚さを抱えた花という印象で、そこがまた切なくて良い。

この桜森はそういう影を感じさせる色で、そこが魅力なんじゃないかと思うのです。

 

#011 Kobe INK物語 布引エメラルド

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ナガサワオリジナル Kobe INK物語

第13弾 布引エメラルド

 

御当地インクのはしりともいえる神戸の文具店、ナガサワのオリジナルインク。

中でもぼくが一番好きなのがこの布引エメラルド。

エメラルドグリーンなので、緑のカテゴリーだと思うのですが、ぼく的には、青みがかった緑でもあるので、ターコイズグリーンに認定しても良いのではないかと思っています。

 

昨日ご紹介したカヴェコのターコイズとも非常に近しいですし、今度ご紹介しようと思っているオンラインのターコイズもこのような感じの緑がかったターコイズです。

 

この緑とも青ともいえない微妙な色の魅力というのは一体なんなんだろう?って思うんですよね。なんでこんなに惹かれるのだろうかと。

海が好きなので、海の色を連想させるから好きなのかなと思ったり。

 

Kobe INK物語は神戸の様々な土地がモチーフになっているのですが、いつかインクの舞台となった土地をめぐってみたいなぁと思っています。2017年4月現在で61色もあるので、61か所巡らなくてはならないのですが!!(笑)

 

ともあれ、この布引エメラルドはこれから夏にかけて、がんがん使いたいなぁと思っている色のひとつです。

 

#010 Kaweco Turquoise

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Kaweco Turquoise

カヴェコ ターコイズ

 

さぁてと、問題となるターコイズの登場です!(笑)

まず、この色を見てください。

先週ご紹介したラミーのターコイズとまったく違う色です。

ラミーのターコイズはブルー寄りですが、こちらのカヴェコのターコイズは明らかにグリーン寄りです。

ミントグリーンと呼んでも良いのではないかと思うのです。

そして、このカヴェコのターコイズを緑寄りのターコイズの基準としようかなと思ったのです。そうすれば、こういった色を見た時も緑寄りターコイズという認識が生まれ、自信を持って(?)ターコイズ認定ができるのです。

それにしても、カヴェコは色も素敵だし、ボトルもかわいい。集めたくなるような形状をしていると思いませんか?

このいかにもオールドファッションなインクボトルらしい形のボトルを見るとコンプリートしたくなっちゃうんです。

#009 DE ATRAMENTIS Buonarroti Michelangelo

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DE ATRAMENTIS Buonarroti Michelangelo

ドクターヤンセン ミケランジェロ

 

そのボトルのかわいらしさと、独特の色味が多いことから、インク沼の住人からの人気も高いドクターヤンセンの偉人シリーズ。

他にもショパンだとか、ディケンズマルクスといった幅広いジャンルの偉人がテーマになっているのだが、なんでその人でこの色なの?というものも少なくない。

 

さて、このミケランジェロもなんで、この色なの?という気もしないでもない。

何となくミケランジェロの描いた絵とかノートなどに書きつけられた文字からイメージした色なのかな?という気もするけど。

 

さて、このミケランジェロの色で問題なのは、そのカテゴライズ。

オレンジ色でも良いのだけれども、茶色とも呼ぶことができるし。

なので、このブログでは両方のカテゴリーに入れることにします。

 

#008 OMAS VIOLET

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OMAS VIOLET

オマス バイオレット

 

昨年1月のオマス社の廃業に伴い、オマス製の筆記具もインクも生産がストップしてしまった。

もともとぼくはオマスの万年筆が大好きだったので、このニュースは本当にショックだった。そして、それと同時にターコイズインクだけは持っていたけれども、他のインクも確保しておかなくては!と思ってすぐに全色コンプリート。

オマスのインクは

TURQUOISE
GRAY
GREEN
SEPIA
BLUE
VIOLET

6色が出ているので、比較的集めやすかったかな。

さて、こちらのバイオレットは少し薄目の紫。

菫色とでもいいましょうか。

ちょっと青みがかった紫。

春先のスカーフでこういう色のがありそう。

藤色ともいうのかな。

とにかく淡い色が好きな人にはたまらないのではないかと思う。

そうそう、オマスはインクの色名がボトルにも箱にも書いていなくて、唯一ボトルの上のシールだけが目印なのが、ちょっと残念。